ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

実際、お得なのか――KURANDの酒ガチャを買った話

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KURAND自体は前々から存じ上げていた。

日本酒のサブスク」という認識で、これはまた良いサービスだなと思った。

そして、そこ止まりで利用したことは無かった。

 

お酒を買う時、缶チューハイや缶ビールは当たりハズレがあっても別にダメージは大きくない。1缶100~200円くらいの出費だ。次回からそれを選ばなければ良い話。

しかし、瓶モノはちょっと話が変わってくる。ハズレを引くダメージが大きいのだ。缶チューハイを箱買いして、もしもハズレだったら…そういう感覚に近い。

 

僕は特にウイスキーでハズレを引いたことがある。

安売りしていたウイスキーが口に合わなかったり。そうなると、さて残りの95%近く残っているウイスキーはどうしよう、となるわけだ。

 

また、どれを選べばいいのか分からなくなる時もある。

口コミは信用できるが、昨今はその口コミですら操作が可能だ。

ズラっと並んだ日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー…。バーなんかで飲んで気に入ったものをボトルで買うのならば確実だが、なかなかそういった買い方も手間である。

 

そんな中、勝手にセレクトしたお酒を送り付けてくるサービスって素敵だなと思った。

選ぶ手間は要らないし、新たなお酒との出会いもある。

 

 

KURANDについて

KURANDでは定期便(いわゆるサブスク)、今回僕が買った酒ガチャ、他にも単品販売等がある。

 

定期便は月額制。毎月セレクトされた日本酒が届く。

要らない月はノーコストで飛ばす事が出来たり、全額返金キャンペーンを行っていたり、あらゆるサービスが付いていて購買ハードルを下げている。

おつまみが付いてきたり会報誌もあったりと、メイン商品以外のサブ要素もあるので充実感がある。

 

現在は期間限定で酒ガチャなるものも取り扱っている。

夏にオススメのスパークリング日本酒をメインとし、色々な種類のお酒がガチャ感覚で届く。ラインナップは公開されているが、何が届くかは分からない。

 

これらのお酒は単品購入も出来る。

ガチャで出て来なくてどうしても欲しいお酒を買う時なんかに使う。

専門的な話をすると、ガチャ等で「◎%off」のような表記をする場合、通常価格での販売実績が必要になる。その割引済みの価格が本当に安いのかどうか、実はその割引価格が正規なんじゃないか、等々の話があるため、その物差しの役割も兼ねていると考える。

KURANDのお酒はKURANDでしか買えないため、この単品販売が無いとガチャでの「◎%off」のような表記が出来ないのだ。*1

 

全体を見た感じ、まさに最近の時代に即したサービスだなと感じた。

ネットショップの利点を活かし、サブスクも取り入れ、かつゲーム性もあり、囲い込み要素もあり、ブランディングも出来ている。これは強い。

 

酒ガチャについて

そして、この夏に大々的にプロモーションをしている酒ガチャに手を出す事になる。

kurand.jp

実は今までKURANDは日本酒しか取り扱っていないと思っていた。

が、これらを見るに焼酎や果実酒、ワインなんかも取り扱っている。あらゆるお酒が満遍なく好きな僕は新たな世界に飛び込んでみたくなった。

僕は様々なお酒を飲んできた。でもこの世界には一生掛かっても飲み切れないほどの酒がある。

 

レアリティ

酒ガチャはガチャらしくお酒ごとにレアリティが定められている。

レアリティは主に販売価格によって付けられているようだ。

一番上はレジェンドレア。10,000円クラスのお酒だ。最高で19,800円の物もあった。

次はスペシャルスーパーレア。こちらはだいたい4,000~6,000円程度。

続いてスーパーレア。こちらは2,500~4,000円程度。

ランクの中で一番下であるノーマルレアには2,000円前後のお酒が入る。

 

プラン

プランごとに本数が異なる。

上位プランになればなるほど値引き率が上がり、特典も増える。

 

一番リーズナブルな「一つ星」は5本入りで11,000円。1本あたり2,200円だ。

仮に全部ノーマルレアでも悪くないし、最大で定価の15%offとなるらしい。

 

一番上の五つ星ともなると、価格こそ55,000円もするが内容も豪華になる。

16本も入る上に、専用グラスが2個、シャンパンストッパーの2個付く。

 

 

買ってみる

というわけで(?)、一番高い五つ星を購入。

初めて入ったラーメン屋さんでいきなり全部乗せラーメンを頼むような暴挙である。

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ここからは、中身を公開しながら公式サイトの定価と照らし合わせて実際にお得なのかどうかを調べてみる。

(%は度数、排出率ではない)

LR(レジェンドレア)

白那 Rose ―― 日本酒

純米酒 / 濃淳甘口 / 12%

¥8,800-

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FRESH VINTAGE 2018 和歌山山田錦 ―― 日本酒

純米吟醸 / 濃淳甘口 / 16%

¥8,800-

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2011141719 ―― 日本酒

貴醸酒 / 濃醇甘口 / 15%

¥9,800-

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SSR(スペシャルスーパーレア)

mum×mum dry ―― 日本酒

純米大吟醸 / 淡麗辛口 / 11%

¥6,400-

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日田大山 ―― 梅酒

20%

¥4,800-

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URU Wild Blueberry ―― 果実酒

ブルーベリー / 7%

¥4,800-

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TAWAWA Sparkling ラフランス&山ぶどう ―― 果実酒

ラフランス,ぶどう / 9%

¥5,800-

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神景 赤 2017 ―― ワイン

カベルネ,メルロー / 12%

¥5,300-

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王様のシードル ―― 果実酒

りんご / 10%

¥5,800-

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あいね ―― 日本酒

純米大吟醸 / 淡麗辛口 / 13.5%

¥6,400-

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& AKA Sparkling ―― 梅酒

11%

¥5,500-

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SR(スーパーレア)

ブドウの王様で、果実味たっぷりのジューシーな白ワインできちゃいました。 ―― 白ワイン

夏季限定 / 辛口 / 11%

¥3,990-

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紅乃はるか ―― 焼酎

夏季限定 / 芋焼酎 / 36%

¥2,990-

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まぁるいれもんのお酒 ―― 果実酒

夏季限定 / 7~8%

¥2,490-

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理想の麦焼酎を夢見た私の物語を知ったら、君は何を想うだろうか。 ―― 焼酎

麦焼酎 / 25%

¥2,990-

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BARA ―― リキュール

6%

¥3,300-

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お得か否か

これらの16本の価格を合わせると、87,960円となった。

脅威の37%オフだ。

 

更にグラスとシャンパンストッパーをそれぞれ2,000円、500円として2つずつ加えると、92,960円となる。

最初の資金は必要にはなるが、間違いなくお得な詰め合わせだと感じた。

 

メリット

様々な種類のお酒が届く

お酒との新たな出会いを求める人には是非。

自分では買わないような種類のお酒も届く。これをメリットと感じるかは人によるが、基本的にハズレがあるようには感じなかった。

なお、注文時にある程度の指定は出来る。(焼酎は×、など)

お得

上記の通り、非常にお得である。

55,000円で16本なので、1本あたり3,400円ちょっと以上ならば元が取れる計算となる。

もちろんKURAND側が決めた小売り価格なので、やや割高設定かもしれない。しかしそれを差し引いても充分にお得だと感じた。

ゲーム性があって楽しい

届いた段ボールを開封し、レジェンドレアを探したりする作業が楽しかった。

ラベルもそれぞれデザインが良く、眺めるだけでも楽しめる。

デメリット

場所を取る

五つ星が一番コスパは良いが、何せ16本の酒が一気に届くのだ。段ボール2箱である。

しかも中には要冷蔵品もあるため、ガチャの内容によっては瓶を大量に冷蔵庫に入れなければならなくなる。

いくらコスパが良くても収納できなければ本末転倒である。

内容物は運任せ

酒ガチャなのでこれは仕方ないんだけど、口に合わないお酒も届くだろう。まぁその辺はガチャだし…。

 

 

まとめ

この辺のメリットとデメリットを天秤に掛けて、えいっと買うも良し。

収納場所に余裕があって、お酒が幅広く好きで、それなりによく飲むならば、本当に良い買い物。

 

それぞれじっくり飲みながら、ブログに感想を書く予定。

(更新当時)はガチャの中身のラインナップが文字だけで寂しいが、飲むたびにそれぞれリンクを付けていく。

そちらもお楽しみに。

 

kurand.jp

 

*1:通常価格での取り扱い実績が無い場合、「不当な二重価格表示による景品表示法違反」となる。