あけおめ。2026年午年、馬っぽく飛躍したいなんて思ったり思わなかったり。
景気良い食べ物でも食べたいなぁと思い、思いついたのが天丼。
新春は和食、なおかつ豪華だったり縁起が良い物が食べたくなる。
というわけで、天丼が気軽に食べられるチェーン店「てんや」へ向かう。
新春鯛づくし天丼
鯛づくしの新春にふさわしい限定メニューが売っているではないか。
まさに僕みたいな新春に浮かれてゲン担ぎだの縁起だの言っている人間を刺しに来ている天丼である。

ネタは
- 大海老
- 国産真鯛(単品350円)
- 青森県産金目鯛(単品350円)
- 山口県産レンコ鯛(単品250円)
- れんこん(単品120円)
- はじかみ×2
というラインナップ。
大海老は単品売りはしていないようで単品価格は分からず。ちなみに普通の海老なら260円である。
海老は縁起物として言うまでもない、長寿の象徴。
鯛は「めでたい」の語呂合わせから。
そしてこの中では目立たないれんこんも、穴が開いていて先を見通せることから縁起物とされる。

分かりづらいが、中央が真鯛、その下に重なっているのが金目鯛、丼の一番右がレンコ鯛。
3種類も鯛をよく集めたな…というこの天丼。
真鯛はふっくらと弾力があり美味しい。見た目も豪華。
金目鯛は意外と淡白でクセが少ない。煮つけじゃないとこんな感じなのか、と新発見。上品な味わい。
レンコ鯛って何者?
ところでレンコ鯛というものを初めて食べた。
「さては、どうしても鯛3種類にしたくて適当な魚に鯛って付けたな?」と見当違いな勘繰りをした自分を許してほしい。ちゃんと元々存在する鯛だった。
レンコ鯛。またの名をキダイと言い、鯛の中では小型の種と言える。
真鯛やチダイに比べれば確かにまぁ黄色と言えなくもないが、黄鯛ってほどか…?という微妙な色合いの鯛である。
小振りながら鯛らしい旨みと柔らかな食感。キスに近いかも。噛むとしっかりと白身魚らしい旨みを感じるので、これはこれで良い。
セットのそばをつけるべき

懐に余裕があれば、そばも一緒に。
天ぷらといえばそばorうどん。ラーメンに炒飯をセットにするようなもんである。違うか。
てんやの藪そばは意外と香りも味も良いため、バカに出来ない。プラス350円する気になったら是非。
そして大海老が本当に大海老。衣でかさ増ししているとかじゃなくて、ちゃんとデカい。ブリブリの身がおいしい。
独特の店内BGM
てんやはBGMが特徴的。
ボーカルレスの一昔前のデパートのBGMみたいなのが延々と流れている。
しかもオリジナルバージョンじゃなくて、わざわざこのために制作したのであろうカラオケ音源のようなクオリティのものである。
これはいったい誰の何の方針の何なんだろう、と想いを馳せる。
誰に刺さっているのかといえば、きっと誰にも刺さっていないだろう。そりゃそうだ、普通に音楽チャンネルの有線だかSpotifyだかを流していた方が嬉しいし楽しいに決まっている。*1
推測だが、これらは製作者とお店とで契約があるのだろう。それも結構長期の。
だって、元々ちょっと流行より数年古いチョイスの楽曲だらけだったのに、途中でサスケの青いベンチがかかったのだ。いやいや、何年前だよとかじゃなくて誰が分かるんだよ。(失礼)
ちなみに青いベンチは20年以上前の曲。その後カバーやアレンジ等もされるが、それらも2010年代で終わっている。
2014年にサスケが再結成しているのは初めて知った。てっきり地元に帰って農家でもやってるのかと思っていた。失礼。
2017年の活動を最後に音沙汰が無いと思いきや、公式Xを見たら今も全然活動しいてた。重ねて失礼した。
でも、この店内BGMではMrs.GREEN APPLEとか流れないのだ。
なんかちょっと古く、ちょっとズレたプレイリスト。
もしや30~50代を刺すためのプレイリストなのでは…?とすら思えてくる。20代やティーンに刺さるつもりなんてなくて、「んだよ、この曲!いつのだよ!」と言われるような絶妙なチョイスにしているのでは。
もしそうだとしたら、僕は完全に思うつぼである。悔しい。このちょっと独特なBGMにまんまとハメられたのである。
きっとてんやのターゲットは30~50代のよく食べる男性。ああ、なるほど。
またそのうち、てんやに行こうと思う。
あの何とも言えないBGMを聞きに。いや、天丼を食べに。
*1:ちなみにSpotifyを権利者の許諾無しに飲食店でBGMとして流すのは著作権侵害となるため、非合法。