年越しといえば、そばを食べる風習があるのはご存じの通り。
そばは短く切れることから、良くない流れを断ち切る意味合いがあるという。だから年が変わる前の大晦日に食べ終えることに意味がある。
対してうどんは太く長く切れにくいことから、長寿だったりを連想させておめでたい。だから年が明けてから食べるのに適していると言える。
ゲン担ぎは大事だが、ゲン担ぎを重視しすぎても窮屈。年末にうどんを食べたいときもあるし、年始にそばを食べたっていいじゃない。
冬に鰻を食べても良いし、秋に太巻きを食べても良い。
でもせっかく年明けだし、ってことでうどんをいただく。
Let's Go年明けうどん。
大海老天と本ずわい蟹の玉子あんかけうどん
庶民の味方、丸亀製麺へ。
本場讃岐の地ではもっと安くで食べられると聞くが、外食としては丸亀製麺だって十分安い。
そんな中、おめでたい雰囲気で異彩を放つのが、「大海老天と本ずわい蟹の玉子あんかけうどん」である。
並でも990円*1という強気な価格設定は、丸亀製麺の現ラインナップの中で最も高いメニューである。*2

入っている具は、
- 大海老天
- 本ずわい蟹ほぐし身
- かまぼこ
- 三つ葉
となる。
大海老は新春にふさわしい縁起物。本ずわい蟹のほぐし身も豪華。
海老、蟹、かまぼこ、うどんで紅白カラーなのも良い。玉子と衣を金と見立てれば、尚おめでたい。(三つ葉には言及しない。)

玉子あんもよくうどんと合い、おいしい。
玉子あんには店舗で数時間ごとにひく白だしをベースに使っているらしい。
また、うどんと玉子あんがよりよくマッチするように、うどんは釜揚げ後に直接丼に盛り付ける「釜抜き麺」で提供される。釜茹で後に水で締めたり温めたりしない。これにより、玉子あんが麺によく絡むそう。
中央に盛られた蟹のほぐし身をちょっと玉子あんに溶きながら頂くと、なんとも新春から贅沢な気分になる。
大海老天は「大」と付いているだけあり、本当に大きい。
衣を分厚く付けただけで身が小さい…みたいな悪徳海老天も出回る中、このサイズ感は本当にすごい。
天ぷらにすることで適度に身の水分も弾けており、なんと食べ応えのあることか。もう一尾食べたい。
肝心のうどんは言うまでも無し。

つやつや、ぷるぷるのうどん。
具も豪華だけど、メインはうどん。
冷めにくい玉子あん。ハフハフしながら食べる。
玉子あんには生姜も合うので、ほんのり溶かすとまたおいしい。
体も温まるので冬にぴったり。
豪華で温まる。一年のスタートにふさわしいうどん。