お酒を飲まなくなってきた影響で、果実酢を買ってみた。
お酢ってほら…健康に良いとか言うじゃん?
お酒の代わりに果実酢、ってもう一気に健康マニアになったような感じすらしないでもないけども。
そもそも「お酢」って?
そういえばお酢って何か知らない…って人も案外多いはず。
身近なようで、その正体を知っている人は少ないのかも。
お酢の定義
酢酸(C2H4O2)という酸味と刺激臭を持つカルボン酸の一種がある。
これを3~5%程度含むものを「酢」としている。(JASの正式な呼称としては「食酢」)
製法
まずは原料をアルコール発酵させる。米酢ならば米を。
酵母の働きで、糖分がアルコールへと変換される。
つまり、この時点で一旦「お酒」になる。お酢とお酒は切っても切れない関係。
その後、今度は酢酸菌を付け、そのアルコールを酢酸へと変換させる。
穀物酢と果実酢
醸造酢には穀物酢と果実酢の2種類がある。
穀物酢は原料が米や麦など、果実酢は原料がリンゴやブドウなど。
お酢は健康に良いのか
お酢についてなんとなく分かったところで、果たして本当に健康に良いのかを見てみる。
①疲労回復
お酢にはアミノ酸やクエン酸が含まれる。
どちらも疲労回復に効果が認められているので、この効果は多いに期待出来る。
②血糖値を抑える
血糖値なんて気にしている人は健康診断でチェックが入った人くらいだと思うけども、気にしている人は気にしている。
酢にはそんな血糖値を抑える効果がある。
③抗菌作用
マリネやピクルス、しめ鯖にはお酢が使われているから生よりも長持ちすると知られている。
これにはちゃんと理由があって、お酢によって細菌の繁殖を抑えているから。
そして腸内でも作用し、悪玉菌の増殖を抑えたり便秘改善にもなったりする。
④ダイエット効果
お酢に含まれるクエン酸・アミノ酸・酢酸にはダイエットに効果があると言われている。
酢酸は脂肪蓄積を抑え、クエン酸は脂肪をエネルギーに変え、アミノ酸は脂肪燃焼の促進をする。
…と、ざっとめちゃめちゃ健康に良さそうな事ばかり。
調べてみると眉唾な物もあったのでそれは除外したけども、期待できる効果としては嬉しいものが多い。
摂り過ぎは良くない
何事にも言えるけど、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とはよく言ったもので。
これだけ健康効果が期待できるお酢でも摂り過ぎは良くない。
お酢は酸性。たくさん摂取すると胃を荒らして胃痛の原因になったり、歯の表面を溶かしてしまったりする。
なるべく薄めたり料理に混ぜて摂取するようにしたい。
そして僕の買った果実酢には糖分も入っているので、飲み過ぎるとあんまりヘルシーとは言えない。
もっとも、お酒よりも数段マシではあるものの。
しばらく様子見
まずはしばらく果実酢を継続して飲んでみようと思う。
お酒の代わりに買った嗜好品だし風味も良い感じなので、きっと途中で辞めたりはしないと思う。
なおかつ、これで何かしらの健康に関するメリットを享受できたなら言うことなし。
まずは1ヶ月程度。結果はまたブログに書きます。