ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

家系ラーメンを食す

家系ラーメン。好きですか皆さん?

〇〇系やらご当地云々…増えすぎたラーメンとそのカテゴライズ。ラーメンの歴史が長すぎるが故のジャンルの広がり。

 

ラーメンってそんなに土地を選ばないじゃん?農作物は気候が関係あるけど、ラーメンは小麦粉なわけですし、小麦が育たずとも粉を入手しちゃえばいい。あとはその土地ごとの特色のあるダシや味付けでローカライズされていく。

 

今日ではネットが充実していますゆえ、簡単に「ご当地の味」を知ることが出来る。

よって、簡単に味や口コミはもちろんそのノウハウも広まるし、名古屋に居ながらにして色々なジャンルのラーメンを楽しむことが出来る。

例えば和歌山ラーメン、二郎系に家系ラーメン。煮干し、背脂醤油、博多豚骨、豚骨醤油、鶏白湯…と本当に挙げ切れない。もちろん名古屋発祥と言われる台湾ラーメンや台湾混ぜそばも。

 

 

ラーメンって無性に食べたくなるんだよね。

あからさまに体に悪いのなんて分かってる。塩分量も多いし油分も多い。のでスープを残すと巡り巡って海を汚してしまうので僕はスープは残しません。地球を汚すくらいなら自分が犠牲に…!でもどこかの偉い学者曰く「熱した油は旨い」とのことで、ラーメンはまさに熱した油。控えめに言って最高。

 

で、ラーメンメンタルを抱えつつ、今回は家系ラーメンを食べるに至ったわけです。

 

家系ラーメンとは

そもそも家系ラーメンとは、って部分から。知らない人も居るだろうし、まぁぶっちゃけググってくれって話ではあるんだけど、ググるよりもここに書いてあってそのまま読み進められる方が良心的かなと。

そういえば最近「ググる」って使わなくない?「siriってくれ」とかの方が良いのかね。しかし実際siriを使ってるのもおじさんが多い気がするという偏見。

 

家系ラーメンは元々横浜が発祥のようで、特徴はクセのある豚骨がベース。

豚の骨を大量に使うので、一歩間違えばご近所の間で悪臭問題になりそうなお店もある。でもお店の前が豚骨臭ければ臭いほどなんかおいしいお店な感じがしちゃうんだよね。

 

そんな豚骨ベースのスープに醤油の味、いわゆる豚骨醤油味のラーメンが多い。

トッピングが特徴的で、だいたい「ほうれん草」「ノリ」「うずらの卵」が乗る。家系ラーメンならば、この3つのうち2つは必ずと言っていいほど乗っている。

 

そして、これが「家系」と呼ばれる所以なのだけど、だいたいのお店の名前が「〇〇家」となっている。

元々の総本家からの流れが全て「〇〇家」となっていて、それで家系ラーメン、というわけ。

とはいえ店名に関しては必須条件では無いようで、お店によってまちまち。狭義ではそもそも横浜にある総本家とのれん分け店のみになるみたいですし。

 

あとは湯切りの手法やら何やら細かいルールもあるみたいだけど、食べる側には関係なさそうなので割愛。興味がありましたら各自突っ込んで調べてもらえればと思います。

 

 

名古屋の家系ラーメン屋さんへ行く

名古屋で家系ラーメンといえば僕としては「侍」が一番イメージが強い。

藤が丘といえば、くらいのイメージ。でも実はこのラーメン屋さん、伏見が本店らしいって事を最近になって知ったという…。

 

ラーメン侍 藤ヶ丘店
〒465-0048 愛知県名古屋市名東区藤見が丘8
900円(平均)

 

車で移動する僕としては中々寄りづらい金山。でも評判が良いのでいつかチャレンジしたい、金山の家系ラーメンのお店「金山家」

一度挑戦しようとしたけどもかなり並んでて断念。

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そして今回行ったのが天白区にある「もんたな」

醤油だけじゃなくて、塩や味噌もある。トラディショナルな家系ラーメンじゃなくて革新派。

もんたな
〒468-0015 愛知県名古屋市天白区原2-807 スペース原1F

 

他にもあるけども、今回はこの3店舗をピックアップ。

 

 

もんたな

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僕は別に食通でもないし、グルメブロガーでもないので。そんな「裏に置いてあった箱から製麺所を特定、ここは加水率が…」とか言うつもりは無いですし。ただちょっとお肉を焼くだけのしがない一般人なので…。

 

 

塩ラーメンを注文。スタンダードはおそらく醤油だと思われるので、ちょっとした変化球。

 

味はものっそいおいしいです。一言で言えば、丁寧。

家系ラーメンなのに荒々しさを感じないの。オラオラ感が無いというか。家系なのに上品。どうしたの。さながらマイルドヤンキー。

スープはまるでポタージュのようにクリーミーで、豚骨と鶏だけじゃなくて野菜も溶かしてるのかなぁ。知らんけど。

でも決して薄味だったり物足りなかったりする味じゃない。しっかり満足できる。

 

具は標準的で、うずら、ほうれん草、ネギ、チャーシュー、ノリがデフォルト。追加しなくても十分賑やか。うずらが一個しかないので、もしも追加するならうずらかなぁ。

ノリとチャーシューがごはんに合う。米泥棒。よくスープをしみこませてどうぞ。

 

家系ラーメンのサイドメニューとして白米は一般的。ごはんに合うんですよなー。

家系ラーメンのお店ではごはんがサービスになっている所も多いし、逆にチャーハンを取り扱ってなかったりもする。

個人的にはノリにたっぷりとスープをしみこませてごはんにオンするのが好き。スープをぶっかける人もいるし、麺を食べ終わったどんぶりにインする人もいるし、まぁ特に絶対的な作法など無いですし好き好きで。

 

 

 

 

 おわりに

がっつり系ではあるものの、案外ペロッと行けちゃう適度なバランス。家系ラーメン。

無性に食べたくなるんだよね。不思議と。 

 

きっとまた1か月後とかに食べたくなるんだろうなー。次は金山家かな。