新型のiPhoneが出るらしい。
2024年9月20日、iPhone16発売――もう16ですってよ。びっくり。
本日(9月13日)この後21時から予約も開始するという。
新型iPhoneの出るスパン
iPhoneはどうやら毎年9月ごろに新作が発売する周期になっているらしい。
過去を振り返ってみると、多少発売日にズレはあるものの概ね9月らへんとなっている。
iPhone15・・・2023年9月22日発売
iPhone14・・・2022年9月16日発売
iPhone13・・・2021年9月24日発売
iPhone12・・・2020年10月23日発売
iPhone11・・・2019年9月20日発売
新型iPhone、「16」で何が変わったのか
現行機種であるiPhone15にて、2012年のiPhone5から続いてきたLightning端子がUSB-Cに変更されたことは記憶に新しい。
「いや、結局かい!」と突っ込んだものだ。あれからもう1年か。
ディスプレイ
サイズに関しては2019年発売のiPhone11あたりからあまり変化しておらず、6.1インチ~6.9インチ。
ProとPro MaxはiPhone15世代と比べると0.2インチずつサイズアップ。
まぁこれ以上大きくなったらもはやタブレットになってしまうし、というところだろうか。人間の手のサイズからしてもそろそろ限界であろう。
容量
容量は一番下でも128GB。一昔前から考えれば十分すぎる容量だが、画像やアプリをどんどん入れていくと意外と心許無い。
かといって、音楽や映像はストリーミングに任せちゃえば一つ上の256GBもあれば十分事足りるかと思われる。
ただし、最近はパソコンを持っていない人も増えており、従来はパソコンでやっていたような重い作業をモバイルデバイスで行ってしまう人もいる。そう言った人には512GB、1TBも選択肢としてアリなのかもしれない。
カメラ・画素
iPhoneの優れている部分であるカメラ。
モード・機種によって違うが、最大画素は4,800万画素。オフィシャル風に書けば、48MP*1となる。
画素数はiPhone15と比較するとそこまで格段に向上したわけではなく、やや頭打ち感がある。
バッテリー
具体的なバッテリー容量の数値は公開されていないが、iPhone15(3,349mAh)よりもさらに大容量化したらしい。ざっくりとした推測だが、iPhone16で3,600mAhあたり、iPhone16 Plusで4,500mAhあたりと見ている。
SoC(system on a chip)
簡単に言えばエンジン部みたいな存在であるコア部分。処理性能・処理速度・応答速度なんかがモロに影響を受けるので、こちらが良いに越したことはない。
今回の新機種ではA17⇒A18にグレードアップ。一世代前のA17を搭載したiPhone15と比較しても最大で30%~40%も速いということで、モバイルデバイスとしては十分すぎるスペックを誇る。
iPhoneはどこへ向かうのか
前回機種と同価格、124,800円(USS799$)での売り出しとなる。
決して安くはない。「パソコン買えちゃうじゃん」って思うのだが、下手すると小型のPCより優れたスペックだし、その上カメラや通話も出来るとなると本当にいよいよパソコンが要らない子になってしまう感がある。
だが、AppleだってパソコンであるMacを作っているわけで、ちゃんと住み分けは考えていそうだ。
Macに関しては更に玄人向けにオーバースペックになっていき、ブランド物や所持することによるステータスみたいになってきている気がするし、今後さらにそうなっていくだろうと思う。まぁ実際のところ、オーバースペック過ぎて確かにちょっと欲しくなってしまっている自分もいる。
もう実はパソコン自体が随分とマニアックなシロモノになってきているのかもしれない。明確に「音楽を作るぞ」とか「映像を制作するよ」とかの目的が無ければ、もはや不要と言えてしまう世の中になってきている。
もう何十年も「ケータイが手放せない」世の中は続いている。iPhoneも既に世界中に浸透した。
iPhoneはどこへ向かうのか。何になるのか。
変わり続けている部分、変わらない部分。
成功した機能、失敗した機能。
来年は更に進化した17が出るのか。
iPhone16の読み方は「アイフォン シックスティーン」なのか「アイフォン じゅうろく」なのか。
4ビート、8ビートは「フォービート」「エイトビート」と英語なのに、何故16ビートは「じゅうろくびーと」なのか。
今後も目が離せない。
*1:メガピクセル。1メガ=百万を指す。