餃子専門店って行ったことありますか?
餃子が好きって人でも意外と餃子の王将くらいにしか行ったことが無かったりして。それも確かに餃子だけどさ、ジャンル分けとしては餃子の王将は"中華料理"。
確かに餃子の王将の餃子はおいしい。コスパも最強。しかし餃子専門店の戸を叩いてみると、そこにはかなり深い沼が広がっているのだ。ようこそ、こちら側へ。
餃子専門店って探すと意外と少なくない。
ほら、楽器持ってるバンドマンと同じで、自分が楽器を始めたりギターを背負ってる人を気にしたりするようになると急にその人口が多くなったように思えるアレ。あの現象。
名古屋にある餃子専門店は、ホワイト餃子、百老亭、さのや、情熱ギョーザ…と色々とあるわけです。まぁ確かにラーメンとか焼肉とかの人気カテゴリーからすればそりゃあ数はやや少ないけども、でも各駅とまではいかないまでも、数駅に一つは必ずある。(たぶん)
先日開業した「金山小町」の中にも餃子専門店が入っている。
「浪花ひとくち餃子 餃々(チャオチャオ)」。名前の通り大阪が拠点だけども、愛知県内5店舗目となります。
レパートリーが豊富な餃子
餃々の特徴は何と言っても餃子のレパートリー。
様々な種類の餃子を少数から楽しめる。
店名を冠した羽根付きのチャオチャオ餃子、もう自分でプリプリと名乗ってしまっているプリプリ海老餃子、ポン酢でいただくしそ風味の餃子、鶏とモッツァレラの入った鶏チーズ餃子…と、多種多様。それ以外にもざっとまだまだ10種類以上ある。
焼き餃子以外にも茹で・揚げもあり、同じ餃子でも飽きる事が無さそう。
食べてみる
チャオチャオ餃子(1枚(ハーフ)320円,2枚600円)
店名を冠した餃子。
板のようにつながった状態で出てくるのが特徴。数え方も"枚"である。
とはいえ、一応この1枚あたりが餃子8個分というのは決まっているらしい。
そこまでよく焼いている感じではなく、ふわっとした食感。羽はパリパリ。
1つあたりの餃子はかなり小さめに感じるが、繋がっているのでさほど気にならないかも。まぁひとくち餃子ですしね。
卓上には4種類の調味料がある。
いわゆるタレは酢醤油と味噌ダレの2種類があり、それぞれに対応する辛さのプラスとしてラー油とからし味噌がある。
酢醤油にはラー油、味噌ダレにはからし味噌、という具合。
酢醤油はいわゆる餃子のタレ。ラー油を入れると格別に香り立ちとコクが深まったので、よほど辛さが苦手でない限りは入れると良い。ちなみにこのラー油は辛さが抑え気味でマイルド。おすすめは4:1くらい。
味噌ダレは辛いかと思いきや、そこまで強くない味。しっかり付けても大丈夫。
からし味噌は半固形の…テクスチャー的には柚子胡椒のようなもの。見た目からして山椒が効いてそうだったけども、どうやら入っていなさげ。それよりも豆板醤あたりの方が味わいとしては近い。そして後から追いかけてくる辛さ。入れすぎると結構ホットになる。
プリプリ海老餃子(350円/3個,490円/5個)
中のピンクがちょっと透けている。中には小エビが餡とともにまとめられていた。
確かにプリプリ。おいしい。
添えられてくる塩に付けていただく。
米粉の皮を使った野菜たっぷり餃子(300円/3個,430円/5個)
シンプルでいわゆる普通の味わいの餃子。ジューシーでチャオチャオ餃子よりも好みかもしれない。
味噌ダレにも酢醤油にも合う。店員さん的には酢醤油がオススメだそう。
カレー餃子(300円/3個,430円/5個)
写真だとアレだけど、結構黄色い。
中の餡もしっかりとカレーが練り込まれ、風味だけではなくて結構しっかりとカレーの味。このままでいただく。
他にもおつまみや創作餃子も
他の餃々とちょっとメニューは違う感じ。
より"ちょい飲み"に特化しているような感じのメニュー構成。
席数も多くないので、サクッと餃子を食べるような使い方がオススメ。
ショップデータ
浪花ひとくち餃子 餃々 金山小町店
営業時間
16:00~24:00
定休日
不定休
住所
愛知県名古屋市中区金山4-6-9 金山小町内
メニュー(抜粋)
チャオチャオ餃子…1枚320円、2枚600円
各種焼き餃子…3個300~350円、5個430~490円
生ビール(アサヒ スーパードライ)…450円
※本記事の内容は2020年1月現在のものです。