漬かってきたレモン酒を飲んでみる。
毎日お世話をしながら待ちわびた完成の時。
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1週間後
氷砂糖のほとんどが溶け、レモンは上に浮き、残った氷砂糖は下へ沈殿している。
毎日瓶をゆすり、世話をしている。
多少溶けきっていない氷砂糖がわずかに瓶底に見られる。
発色は非常に良く、良い感じだ。
さっそく飲んでみる。まだ浅い、若い味だとは思うが、果たして。
飲んでみると、割としっかりとレモン酒の味がする。
もっとまだまだウォッカの味だけでレモンはそこまで移り込んでいないと思っていたが、もう完成したと考えても問題なさそうな味ではある。
浅漬かりという感じではなく、これはこれでもう十分おいしい。
さながらイタリアの食後酒、リモンチェッロの味。
リモンチェッロはイタリアの家庭でレモンを漬けて作るお酒で、日本で言う梅酒。
リモンチェッロは果皮の黄色い部分だけを使うが、まぁ確かに成分的には似通っている。
ソーダで割ってもおいしそう。普通にレモンサワーとして仕上がる。
500mlほどはあるので、ソーダで割るときに1:3で作れば2リットルのレモンサワーが飲めることになる。
これはコスパの良い酒かもしれない。