ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

セブンイレブンらしからぬ掘り出し物

僕が一番好きなコンビニをご存じだろうか。

そう、セブンイレブンだ。

ローソンやファミリーマート、その他有象無象には申し訳ないが、セブンイレブンは惣菜のおいしさ製品のワクワク感財布へのダメージも全てが群を抜いており、他の追随を許さない位置に居ると思っている。

 

セブンイレブンらしからぬ鮮やかな黄色

今日も良い発見が無いか散策していると、やたら場違いなカラーリングのチャーシューに出会ってしまった。

 

コンビニはたまに店舗独自でおつまみコーナーを充実させたりする。まったく、またこのセブンイレブンは攻めた独自商品を置いて…と思っていたら。

 

セブンイレブンのロゴ。

しかもセブンプレミアム*1である。

いや、オフィシャルなのかい。攻めすぎだろ。

 

というわけで、まんまと買った。セブンイレブンらしからぬ黄色のパッケージは二郎系ラーメンのソレを彷彿とさせる。

だったら合わせるのはこれしかない。

とみ田監修 デカ豚ラーメン」。

セブンイレブンユーザーなら皆一度は見たことはあるであろう、ロングセラー商品。気分はまさに二郎系。

細かなマイナーチェンジを繰り返し、味に磨きをかけ続けている。

 

もちろん店舗で食べる出来立ての二郎系ラーメンには及ばないが、まずコンビニでこれだけのクオリティのワシワシ太麺を堪能できるなら文句は無い。

個人的には店舗によって衛生観が気になる事があるので、むしろこういった製品の方がある意味安心して食べることが出来る。まぁコンビニ食品の工場も中々惨憺たる実情のところもあるが。

 

この豚ラーメンと先ほどのチャーシューを合わせることで、チャーシュートッピングマシを楽しむことが出来る、という算段だ。

セブンよ。一体どこへ向かう?

 

パッケージの裏面を読む

さて、話をチャーシューに戻す。

パッケージの裏面には原材料等の様々な情報が記載されており、読むだけで色々と深く知ることが出来る。

 

こちらのチャーシューは伊藤ハム米久プラント株式会社による製造だ。

 

伊藤ハム米久(yonekyu)はいつのまにか簡易吸収分割のような感じになっていた。知らなかった。

どっちも食肉加工に長けているので、コンビニで言うとサークルKとサンクス*2の合併みたいなものか。ちょっと違うけど。

 

原材料を見てみる。

豚バラを使ったチャーシューであり、使用原材料の3番目ににんにくペーストが来ているあたり、にんにくの多さが伺える。

ただし、本物のにんにくの含有量ではなく、あくまで「にんにくペースト」としての量なので、厳密にはそこまで夥しい量が入っているわけではないと思われる。

その他は、砂糖、清酒、発酵調味料、食塩、香辛料…とまぁチャーシューらしい材料。

 

作ってみる

それでは調理に移る。

調理と言っても湯煎で一分ほど加熱するだけ。楽ちん。

 

出来上がったら、やけどに注意しながら皿に移してみる。

袋を開けた瞬間からにんにくと醤油のそれはそれはもう旨そうな香りがブワっと一気に広がる。

中からはプリっとした豚バラチャーシューが二枚。

箸で持ち上げると崩れてしまいそうなくらいホロホロしている。

厚さは場所にもよって異なるが1.5cm~2cmといったところ。

もし焼肉なら「分厚いな」と感じる程度だが、チャーシューとしては意外と普通の厚さ。

二郎系を語るならば物足りないかもしれない。

 

ちょうど豚ラーメンのレンジ加熱も終わったので、こちらに乗せてみたいと思う。

まずはデフォルトの状態から。

そのままでもタコ糸で縛って茹で上げたような(実際のところは知らん)フォルムの立派なチャーシューが鎮座している。

こちらも十分旨いのだが、今回は申し訳ないと思いつつも新たなチャーシューにセンターの座を譲っていただく。

 

どん、と。

2種類の異なるチャーシューの共演。

まるでダブルキャスト。さながら交互に出てくる主役が織り成す演劇である。

 

食べてみる

圧がすごい。

 

もともと入っていた豚も旨みが強くおいしいが、やはり電子レンジ加熱のせいかちょっとパサつく。このちょいパサ具合もこれはこれでアリなのだが、ジューシーさには欠ける。

そんな欠点を補ってくれるのが、この湯煎で用意したチャーシュー。脂身は多めだが、二郎系チャーシューとしてはむしろこれが正解な気もする。

 

麺やスープは今回は本題ではないので割愛するが、やはりコンビニでここまでの再現度のものが手軽に食べられるのは凄い。

チャーシューを加えてしまったことにより更にカロリーが加算され、どの方位からどう見ても体に悪い食べ物になってしまった。

この救いのない世界でせめてもの善行を、ということでよく噛んでいただくことにした。ワシワシ麺とチャーシューを噛みしめる。旨い。

 

今回のチャーシュー、袋麺やカップ麺に豪快に加えるのも一興だ。

ラーメンに限らず、他の料理に転用するのも良い。お気づきかもしれないが、今回の豚ラーメンに乗せたのは2枚入っていたうちの1枚だけ。残った1枚は刻んで炒飯の具として利用した。それはそれはもうグッドだった事を合わせて報告しておく。

 

セブンイレブンの攻めた豚、期間限定かもしれないので見かけたらゲットすると良い。

*1:セブンイレブンの扱う食品の中で、一定以上のランクのもの。さらに上のランクにセブンプレミアムゴールドもある。

*2:別会社の運営だったサークルKとサンクスが合併したのが2004年、サークルKとサンクスが絶滅したのは2018年。もう結構昔の話になってしまった。