栄に8月にオープンしたイタリアン。
夜にはダイニングとして営業しているお店が始めたランチ業態、といった感じ。
最近流行りつつある間借り営業なのか同じ組織内の違う屋号なのかは分かんないけども、新店ということで行ってきた。
ちなみに間借り営業とは、すでに営業しているお店の使っていない時間帯を借りて営業する事。ディナーしかやっていないお店のランチタイムだったり、平日営業のお店の土日だったり。
メリットは店舗什器や建物がシェア出来る事。いちからお店を構える事を考えれば大幅なコストカットとなる。貸す側もデッドタイムを活かす事が出来て一石二鳥、という。
アクセス
場所は栄駅だし、徒歩1分で着く場所だが、何せ目立たない。
一本路地を入らなければならず、その路地に明確に目的があるか余程のモノ好きくらいしか立ち入る事はなさそうな場所にある。
栄駅で降りて、広小路伊勢町の交差点を南下した最初の路地を入る。
ちょうどスカイルの裏側にあたる。
その路地を進んで角を曲がったところ、「Rojoc」の文字が目印。
ゲームの中のバーみたい!テンション上がる!外壁のレンガとタルが良い。
営業は平日のランチどきのみ。
店内
扉を開けるとテーブル席。奥にはカウンター席が。
好きな席に、との事なのでカウンターを。カウンターから所作を見るのは楽しい。
カウンターからは奥の棚もよく見え、ワイングラスは大小さまざまなサイズ・種類のものがたくさん。お酒もたくさん常備しているよう。この辺は夜の営業の様子が垣間見れる。
メニュー
基本的にはセットメニューをチョイスすることとなる。
パスタかリゾット、それぞれパン・スープ・サラダ付き。
パスタもリゾットも時間がかかるため、パンやスープが先に出てくる。
ワンプレートにまとめられて出てくる。
スープはカボチャのスープ。甘味が強くて雑味が無く、おいしい。こちらはもしかしたら固定じゃなく内容が変わるのかも。
野菜はカボチャやパプリカ、オクラなど。味は付いていないので、手前のアンチョビソースや一緒に出てくるビネガー・岩塩などでいただく。
パンにはオリーブオイルを付けると良い。オリーブオイルはリンゴのような甘みのあるふくよかな芳香が感じられて美味。
そうこうしているとパスタが到着。
今月のパスタはパッパルデッレというもの。ちなみに自家製だそう。
パッパルデッレはきしめんのような麺。とはいえきしめんほど長くはない。フォークで4回しくらいすると巻き取れる。フォークの1つ目と2つ目の股にパスタを挟み込んで巻くと綺麗に巻けるし食べやすい。
ソースはとろとろの牛ほほ肉が溶け込んでいて、旨味が強い。やや味は濃いめ。
まとめ
前後に来客はちらほらあったものの、基本的には落ち着いた雰囲気でランチが楽しめる。完全に隠れ家。
知っていると「おお、」ってなる系のお店。おすすめしたくないけどおすすめしておきます。
「パスタだけ」とか「リゾットだけ」とかじゃなくスープやパンも付くので満足度は高め。
栄に行ったときには、ちょっと都会の喧騒から離脱して羽を休めてみては?
ショップデータ
パスタ エ リゾットスタンド 6209
営業時間
11:30~14:00(L.O.)
定休日
土曜日・日曜日・祝日・その他
住所
愛知県名古屋市中区栄3-4-104
メニュー
・パスタ(サラダ、スープ、パン付き)
・リゾット(サラダ、スープ、パン付き)
リンク
※本記事の内容は2019年9月現在のものです。