ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【ピアノトリオ】truth / 嵐 を公開しました

嵐のピアノトリオアレンジも4作目。

振り返ってみれば今月は嵐月間でございました。

■12/4

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■12/11

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■12/18

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ちょうど1週間ごとに公開出来ております。

これ、実は狙ってなくて。たまたま「そろそろ公開しようかなぁー」と思うタイミングが水曜日あたりという。

あとはレコーディングというかピアノの演奏と動画を撮るためのスタジオを月曜日に利用する事が多い関係もあって。月曜日に取って、火曜日に編集、水曜日に公開、みたいなね。

 

曲の中には緊張感やシリアス感がある。

イントロや要所要所で見られるキメによる緊張感。それが普通のビートに戻ったときの解放。止まってた時が動くような。凍ってた物が溶けるような。刻一刻と変わっていく、流動性がビートから感じられる。

ストリングスのフレーズや打ち込みのループやシーケンス、高音域のピアノ。この辺には曲のシリアス感やドラマティックな雰囲気が詰め込まれている。

 

この辺を余すことなく、ピアノトリオへ落とし込んでいく。

 

アレンジしてみた


【ピアノトリオアレンジ】truth / 嵐 (TBS系金曜ドラマ「魔王」主題歌)

 

コードはそのまま。構成もそのまま。

上手い事曲の雰囲気を落とし込めていると思ってる。

ドラム

原曲のフィルやフレーズをほぼそのまま利用。

毎回そうだけど、「ドラム奏者がこの曲を渡されたらどう叩くか」を考えてる。一応再現可能なようにリアレンジも。

ベース

ベースもほぼいじらずに、ただし曲が進行していくと若干のアレンジも加えていたりする。ピアノトリオにする工程にて、ピアノで再現しきれない部分があるとたまにベースにそのフレーズを投げたりするんだけど、今回の曲だと完全に土台に徹している。

ピアノ

ストリングスのおいしい所とピアノのおいしい所を右手で、キメを左手で、というのをメインとしている。

メロが入ってきたら右手でメロを弾きながら左手はシンプルなアルペジオに。ビートをプッシュするようなフレージングに。

 

左手の音程をどの辺で弾くかは他の楽器次第。ピアニストはどうしても低音をバシバシとやりがちだけども、それだとベースと音が被ったりして濁る。

左手の和音の密度が高くても濁る。高音でsus4を弾いても濁らないけども、低音でsus4を弾くと濁ってしまう。低音に行けば行くほどスケールの使い方はシビアになり、最低音だと単なるドミソですら組み合わせ次第ではちょっと響きが怪しいときもある。複雑なボイシングやちょっと鋭い音を入れたいときには少し高めの音にしておくのがベター。

よって左手は「他の楽器との兼ね合い」と「何の音を弾きたいか」によって高さを変えるイメージ。

 

今回の左手はアルペジオがメインなので、そこまで低すぎない所を。更に、ペダルを踏むときにはアルペジオをなるべく1度と5度だけでシンプルに構成する。右手のメロもペダルで伸ばされてしまうので、そこに左手の3度や7度が入ると微妙な空気感になる事もある。

キメはオクターブで、かなり低い部分まで使ってみた。場所によってはベースよりも低い位置取りをしていることも。毎回ではなく、たまにこういう部分を作るとメリハリが出る。

 

右手はオクターブのフレーズが多く、しかも跳躍するものも多い。しっかりと位置と距離感を把握しつつ、最高音となる小指を鳴らしきるようにしたい。5本の指のうち、薬指や小指で弾くフレーズと親指や人差し指で弾くフレーズの大小をあまり感じさせないように。

 

 

 

 

 

今月は4作。嵐の曲を4つ。

これでひとまず2019年のピアノトリオアレンジは終了。

8月末から始めて4ヶ月で20作をupすることが出来ました。

中には再生回数が1000回を超えたものもあるし、コメントや高評価をたくさん頂いたものも。コメントは匿名では無いので中々ネガティブな物は来ないけども、評価は匿名なので低評価も出来る。しかしながらほとんど低評価が来ていないのは素直に嬉しい。

ぶっちゃけLDHとかジャニーズとかはもっと荒れるかと思ったんだけど、むしろそういった曲の方がおおむね好感触だったり。ありがたい話。

 

来年もマイペースに更新していきたいと思っております。

お楽しみに。

 

 

YouTubeチャンネル

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こちらから今までupしてきた弾いてみた動画(全20作)やオリジナル曲(全4作)を視聴することが出来ます。

暇つぶしやBGMとしてぜひぜひ。