ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

アイディアをどんどん出すための7つのコツ

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アイディアは財産である。

アイディアさえあれば、新たな仕事も出来る。ビジネスの立ち上げから発展まで、アイディアは欠かせない。

時には奇抜なアイディア、時には綿密で誰もが納得できるアイディア。そういったアイディアは人生を豊かにし、人間関係を円滑にし、知性や感性に磨きをかける事が出来る。

 

そんなアイディアは、何も先天的で限られた人にのみ与えられたスキルでは無い。貧富も環境も学歴にも左右されない。

アイディアをより思い付くための、そしてよりディープなアイディアを出すためのコツを紹介する。

1.常にアンテナを広げておく

世の中には様々な物事があり、常日頃よりアンテナを広げておくのがカギとなる。

それはニュースだったり情報だったりはもちろんのこと、視覚、嗅覚、聴覚、触覚などすべてをフル活用するとそれだけアンテナは大きいものになる。

時には自然に目を向けてみたり、巨大な建造物を見てみるのも良い。アーティスティックな作品に触れるもよし、些細な物事を気にしてみるのも良い。

とにかく色々な事をキャッチする。アンテナを広げて、様々なインプットを得る。

 

何かを作るには原材料が必要になる。

「ゼロから生み出す」という喩えがあるが、本当にゼロから生み出しているわけではない。見かけ上はゼロであったとしても、その人の経験則・体験談・セオリーなどの原材料があるはず。

その原材料を用意しておくために、アンテナを広げておくのである。

 

2.とりあえず書きためておく

アイディアはふとした時に思い付いたりするものである。コントロールしづらく、フワッと浮かんでフワッと消え去るもの。

 

なので、メモなどをして残す事になる。この時、「でも実現できなさそうだから…」とか「時間やお金が無いし…」と最初から諦めてはいけない。

とりあえず思い付くだけのものをすべて書き出すところから始める。それを精査・吟味するのはその後でも遅くない。

 

その時に「でも…」と削ってしまったアイディアが、残しておいたら実は大成することだってあるかもしれない。その可能性があったものを、最初から削ってしまうなんてもったいない。

 

まずはとにかくリストアップ。量を多くすることを意識する。

打率は後回し。とりあえずバットを振る回数を増やすのだ。

3.定期的にアウトプットする

アンテナを張ってインプットしたものたちは、しっかりとアイディアとしてアウトプットする。

そしてアイディアとなったものたちを、今度は制作物・完成品へとアウトプットする。

 

こうして定期的にインプットをクリーンな状態に保つ。

インプットだけをしていると、引き出しや棚は一杯になってしまう。そう、定期的に片付けや掃除をする必要があるのだ。

しまわれた物は使わなければホコリが積もり、そのうち忘れ去られてしまう。湿っぽくなり風通しも悪くなる。

なので、窓を開けて換気をし、モノを整理し、頭の中をクリアにする必要がある。

 

頭の中は実空間と違って、よりゴチャゴチャしやすい。なんせ視覚化できないから。

そんな頭の中を綺麗に整頓することで、新たなインプットやアイディアを迎え入れる準備が整う。

4.とりあえず完成させてみる

アイディアや制作物はとりあえず完成させてみる。

アイディアを書きためた時と同じ。とにかく数を多くする。

それが速度アップにもつながるし、"アイディア筋"を鍛えるのにも一役買ってくれる。

 

完成させなければ、完成品としてのジャッジは出来ない。

完成していない絵・曲・その他創作物は評価できない。

分析するとしても、例えばその作品がどれだけの時間で完成したのかが分からないと、早いか遅いかを比較する事も出来ない。

かかったコストは?完成に使った材料は?そういうものは完成というボーダーラインを越えていないと比べにくい。

 

完成させる事そのものがトレーニングにもつながる。

とにかく完成させる。量をこなす。

その反復がアイディアを量産するためには必要になる。

5.まずは小さくても良い

制作をするときにはいきなりビッグなものをイメージしがちだ。

そこに届かない物は削ってしまおうとする。

 

しかし、伝統的で歴史に残るような建築物はいきなり作れるものでは無い。

その前にいくつも他の名も無い建築物を作り、さらにその前には数えきれないほどの習作や失敗作もあるはず。

段階を飛ばす事は出来ない。数学博士になりたければ高校の数学でつまづいていてはいけないし、四則演算が出来なければそれ以降の数学は解く事が出来ない。

6.上の人と自分では何が違うのかを考える

参考にする人、手本にする人、尊敬する人――きっと上の人、という存在がいるだろう。

そんな人たちと自分の創作物では何が違うのかを考えると、そこに打開策があるかもしれない。

 

自分の作品をその人が出しても変わらずにヒットするのか、もしくは逆に、その人が自分の作品を出したとしたらヒットするのか。等々を考えてみる。

もしくはその人の何が凄いのかを考える。なぜ凄いのか。どこに凄いと思えるのか。最初から凄かったのか。考えるべきポイントはたくさんある。

 

そうすると、きっと自分とその人の決定的な違いが浮き彫りになってくる。

(逆にそれが見えない場合、何か決定的で致命的な見落としがある。)

ともあれ、そうやって差や違い、距離感を明確にするのも重要だ。

 

7.意外な物を組み合わせてみる

歴史に残る発見や創作は、「何かと何かを組み合わせた物」という構図の物が多い。

それが役に立つかどうかは最初は考える必要は無い。色々と組み合わせてみて、その可能性を探り、リストアップし――考えるのはその後でも充分時間があるはず。

 

せっかくだし、思いっ切り別カテゴリーのものをくっつけてみよう。

頭の中で想像する分には、自由で、無料で、誰にも迷惑はかけない。

どんどん頭の中で活性化させて、柔軟でアイディアが生まれやすい状態を作ろう。

まとめ

ほんのいくつかのポイントをピックアップした。もしかしたら気付きや誰かの手助けとなれた項もあるかもしれない。

そういう、ちょっとした視点切り替え――いわゆるパラダイム・シフトによって、アイディアの見え方や浮かび方も変わってくるものである。

 

どんどんアイディアが出てくる人は、僕はこの時代に於いてとても有利だと考えている。

逆境や苦難もアイディアで乗り越える事が出来る。アイディアがあればその身一つでも何かを立ち上げる事だって出来る。

 

頭を柔らかくして、アンテナを広げて、頭の中を整理して、創作する。

このルーティンの先に、まだ見ぬアイディアがきっと生まれるはず。僕はそれが見たい。