ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【ファミマ】無類の肉好きが大豆ミートと対峙した結果…「7種野菜のビビンバ丼」

先日色々と書いた大豆ミート

長いけども、大豆ミートを詳しく知りたい人はこちらを参照されたし。

blog.neko-labo.work

 

大豆で作られた肉の代替食品、大豆ミート。メーカーによって「大豆ミート」「植物性ミート」「ヘルシーミート」「大豆肉」「代替肉」「ナチュラルミート」…と様々な呼び名がある。

 

しかしこれらは代替に過ぎない…と思っている。何らかの事情で肉を食べなくなった人が、肉に思いを馳せつつ何とか肉メンタルを満たすための代替品。

それはまさに電子タバコのようなもの。もしくはノンアルコールビールでも良い。所詮は届かないクオリティ。

 

――というのが一昔前の感想だ。

さて、紆余曲折ありつつも、2019年から徐々に各メーカーがこぞって大豆ミートに力を入れ出し、大豆ミートの波が来ている。

そしてこのタイミングでコンビニにも展開。そろそろちょっと大豆ミートに対するイメージをアップデートしておかないとな、とは思っていましてね。

 

ちなみに僕は肉が大好きである。

特に牛肉はこよなく愛し、業務用の2kgの肉を卸しから買い付けて捌く事だってある。肉LOVE。多分牛も僕の事が好きだから両想い。

よって、正直「代替肉??必要無いでしょ」派なんだけど、相手を知らずして突っぱねてしまうのも性に合わない。

どれほどのモノなのか、という興味はある。とても。

 

コンビニで味わえる大豆ミート

大豆ミートって実はスーパーでも買えまして。ハンバーグやウィンナーのような形で取り扱っている。

でも安くないし、厳格な食事制限をしているアスリートやダイエッター、もしくはベジタリアンやヴィーガン、もしくは宗教的な理由で食肉をしない人じゃない限りはわざわざ買うようなものでも無いかな、と。

そこでコンビニ。惣菜にあらかじめ組み込まれていれば、おいしく手軽にヘルシーフードが堪能できるというわけ。素敵やん。

 

セブンイレブン、ローソン、ファミマ。

それぞれで大豆ミートを使用した商品を確認できる。

ローソンは7月中旬に一気に4種の展開。現在はそのうち2種が引き続き発売中。

セブンイレブンとファミマは1品ずつ。定期的にリリースされたり無くなったりを繰り返している。

 

今回はファミリーマートで現在販売中のビビンバをいただいてみる。

 

大豆のお肉!7種野菜のビビンバ丼

見た目は良い

見た目は最高に良い。ヘタすると外食のビビンバよりも整っている。

7種の野菜+大豆ミート+コチュジャンの計9種の具材が3×3に綺麗に並んでいる。

 

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彩りがよくシズル感がある。紅白に茶、緑、黄色。

具が全部で9種類ある事に関して「本場のビビンバの具は本来5種類*1であって…」とのツッコミは野暮でしょう。日本風、ということで。

 

そして中央には大豆ミート。センターを飾るトップアイドル級の扱いを受けている。楽屋ではふんぞり返っているんだろうな。「おい!もやしナムル!水買ってこい!」みたいな。

 

 

食べてみる

レンジで温めてからいただく。ごま油のいい匂いがする。

具材は、にんじんごぼうゼンマイもやしほうれん草大根黄ピーマンの7種の野菜と、大豆ミート、そしてコチュジャン

 

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さっそく大豆ミートから頂いてみる。気になり過ぎる。

 

見た目は…思ったよりも肉。牛の小間切れ肉みたいな見た目。

恐る恐る食べてみる…。

 

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うわ、意外と肉だ…。

そりゃあもちろん化けの皮を剥がせば大豆だけど、焼肉のたれで味付けして炒められたこの大豆たちはもう僕の知っているあの大豆では無い。

大豆としてのアイデンティティを失った彼らは、肉として第二の人生(豆生?いや、肉生…?)をしっかりと前を向いて歩んでいる。

 

噛み応えやほぐれ感、繊維感も割と再現度が高い。まだまだ牛肉のそれとは違うし及ばないが、「何かしらの肉だよ」と言われればギリギリ信じられる。

 

 

ゼンマイ、もやし、にんじんはナムルになっていて程良い酸味を感じる。

ごぼうはにんじんとともに炒められていて、これまた香ばしさを感じる。

 

他の具材もそれぞれの良さを持っていて、不必要な具材は無かった。

黄ピーマンだけなぜ選抜入りを果たしたのか不明だけど、鮮やかな黄色は存在感があったし、シャキシャキとしたピーマンらしい歯ごたえもあって良かった。

 

 

やはりビビンバだもの、豪快にかき混ぜなきゃ。

ってことでガッツリかき混ぜてからいただくと、尚の事大豆ミートは違和感が無くなり、もはやしっかりと肉としての役割を全うしていた。

 

 

まとめ

ちょっと大豆ミートの事を見直してしまったかもしれない。やるじゃん、大豆ミート。

けちょんけちょんに書くつもりだったのに…。

 

 

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*1:韓国では"五味五色"という食の思想があり、本来はビビンバもこの法則に当てはまる。