7月が終わった。今年は梅雨明けが8月になる地方が多かったり台風が少なかったりと、今までと違う出来事が多い。そして言うまでもなく、コロナウイルスによる影響は多かれ少なかれすべての人が受けていることだろう。
世間はステイホームとGoToトラベルで振り回されて、普段と違う生活スタイルに季節のイベントも自粛の日々。
2020年、なんて年だ!
そんな気分を上向きに持って行ってくれるのがエナジードリンク。
飲んだからと言って何かが解決するわけじゃない。でもおいしいし、なんかやる気が出てきたし、もうそれで良いじゃない。やる気、大事。
さて、そんなエナドリの雄、レッドブルから夏らしさを感じることのできる限定のフレーバーが登場。気分だけでも夏になりたい。翼をください。
レッドブルについて
レッドブルを知らない人はそう多くないと勝手に思っているけども、一応軽くレッドブルそのものについて触れる。
1980年代。まだまだエナジードリンクが市場を作っていない頃。オーストリアの創業者ディートリヒ・マテシッツ氏がアジア圏で栄養ドリンクが流行しているのを発見*1。「これは…!」とピンときた氏は改良を重ねて1987年にレッドブルカンパニーを設立。そこからの躍進はご存知の通り。
日本で初めて販売されたのは2005年のこと。当初はクラブシーンやバーで限定的に展開し、2006年よりコンビニでも発売を始めた。
レッドブルは日本のエナドリ界の相場で考えると、ちょっと高い。
それは拘りの原材料を使って製造されているからだ、ということも特筆しておく。
最高品質のアルプスの水、糖類は砂糖大根を原料としている。意外な事に合成甘味料は使用していない。
エナドリ界隈の話は前にもちょいと触れたので、こちらもどうぞ。
現在の限定フレーバーは2つ
今年の夏にサマーエディションとして出たのは「Sunny Beam(サニービーム)」。そして春から発売されているホワイトエディション「Fresh Breeze(フレッシュブリーズ)」だ。
味の想像が付きにくいけど、缶の反対側にちゃんとフレーバー名が書いてあるから大丈夫。
サニービームは「洋梨・パッションフルーツのフレーバー」、フレッシュブリーズは「ホワイトピーチフレーバー」とのこと。最初からそうやって書けばいいのに、って言うのは野暮だぞ!
オリジナルver.とはそこまで成分に大きな違いが無いので、純粋に味の違いを楽しんだり好みによって選ぶと良さそう。
サマーエディション「Sunny Beam」
砂浜や太陽をイメージさせるような煌めいたゴールドカラーの缶。
中身も缶と同じくゴールデンカラー。強いエネルギーを感じる。
飲んでみると、しっかりと洋梨とパッションフルーツの味わいが。どちらかというとパッションフルーツが強く来るけども、洋梨が良いサポート役となっていてキツくない味わい。ジャンルとしては、いわゆるトロピカル系のフレーバー。
「本当に無果汁だっけ?」と缶を見てしまうくらいにはフルーツ感がある。
ぜひ夏の海辺とかでウェイウェイいただきたいところだけど、ぬるくなると一気にマズくなるのでしっかりと冷やしてからいただきたい。
ホワイトエディション「Fresh Breeze」
こちらは夏フレーバーではないけども、ついでに。
ホワイトピーチフレーバー、つまり白桃。
中身も缶と同じホワイトな色。
注いでる時から瑞々しい香りが漂う。
味はちゃんと桃。無果汁なのに。香料ってすごいんだな。
甘さはあるけど、甘ったる過ぎず。どこかキレ感もある味わいで、クドくない。
まとめ
ホワイトエディションは3月あたりから販売していて、多分在庫が無くなり次第終売していくと思うのでお早めに。
サマーエディションはこの夏ずっと扱ってると思うよ。たぶん。
どちらもリフレッシュには最適だし、なかなかエナジードリンク以外のジュースでは見かけない味わい。
一度体験してみるとハマるかも。知らんけど。
*1:「特に日本のリポビタンDに大きな影響を受けた」と氏はインタビューで語っている。