からあげクンっておいしいよね。
ローソンに行くと必ず買っちゃう。
いやごめんなさいそんな事も無いです。かなり久々に買いました。
からあげクンはいわゆるフライドチキンとは違う。つまり一枚肉ではなく、ナゲットみたいにミンチ等の細かくした鶏肉を繋ぎ合わせて揚げたものだ。
からあげクンという名だけどもその実態はナゲットくん…。いや、別に唐揚げが一塊の肉であるという定義では無いんだけどさ。
そんなからあげクン。1986年生まれだそうで、30年以上の歴史があります。
しかもなんと4月15日が誕生日だそうで、晴れて今年(2020年)の先日の誕生日で御年34歳に!結構年上だった。ちっす先輩。
ちなみにからあげクンのパッケージに掛かれているキャラクター。あれはニワトリではなく妖精らしい。
公式設定によると、身長10cm、体重10g、ライバルはLチキ。
ここでファ●ミチキがライバルだったら海外のペプシとコカ・コーラの関係みたいで面白かったんだけど、この辺は日本は慎重だよね。無暗にケンカは売らない、というか。
なお、当のライバル視されているLチキは2009年発売で、からあげクンに比べると全然新参者である。
からあげクンはよくアニメや映画、果てはジャニーズともタイアップをしている。
ハローキティ、くまモンに次ぐ仕事の選ばなさだとか。知らんけど。
期間限定の味も多い。ご当地系の味や、カレー、ピザ、ラーメンなどなど。
なお、常時発売している味は「レギュラー」「レッド」「チーズ」の3種である。ちなみにチーズ味は2013年3月から「北海道チーズ」に変わっている。
からあげクン、17年ぶりの新定番味
そんなからあげクンに新レギュラーが加わったとの話。
4月14日。からあげクンの誕生日前夜。(別に夜ではない)
加わったのは「からあげクン レモン味」。
公式によると、
さっぱりとしたレモンに塩味をきかせた定番の味です。瀬戸内産レモンと鳴門のうず塩を使用しました。
とのこと。唐揚げにレモンなんて旧石器時代から続く常識。おいしくないわけがない。
買ってみた
昨今は「コロナ禍(か)」とか「コロナ鍋(なべ)」とかが話題。外食をせずにスーパーやコンビニで買ったりテイクアウトやデリバリーを駆使する方も多いと思ってる。
そういった業界で働く方へ敬意を表しながら、ローソンでからあげクンを買った。
ついでに期間限定の味、「生姜しょうゆ味」も買った。
左が新定番の「レモン」。右が期間限定の「生姜しょうゆ」。
どちらも値段は同じで、税込み216円。
食べてみた
からあげクン レモン味
新参者にして定番化。期間限定として生まれ消えていった数多くの味を差し置いて、新星の如く現れたレモン味。そのポテンシャルは如何に。
色はライトめなゴールデン。見た目は唐揚げというよりもナゲットだ。もうナゲットだよ、お前。
レモンは瀬戸内産レモンを使用しているそう。
食べてみると、レモンのフレッシュな香りが広がる。案外しっかりレモン。
搾りたてとまではいかないけども、充分なレモン感。
余計なタレの味等は無く、シンプルな塩味で仕立てられている。そのシンプルさがレモンを引き立てる。
派手なおいしさは無いけども、飽きの来ないおいしさ。さすが定番の座に上り詰めた味。
期間限定は大味や特徴的な味がウケるけど、やっぱりベーシックな定番商品は飽きない安定の味が良いもんね。良いバランスの味わいでした。
からあげクン 生姜しょうゆ味
一緒に並んでいた新作「生姜しょうゆ味」。3月17日より販売されている限定の味。
ややブラウンめの色は香ばしさを連想させ、見た目もおいしそう。
しょうゆと生姜の組み合わせなんておいしいに決まってる。誰もが認めるベストカップルだ。
しっかりと醤油の香ばしい香りがする。食べると輪郭のしっかりとした醤油の味わいと、程なくして生姜も感じる。
生姜の主張は強すぎず、適度。ふんわりと香る。国産の生姜を使っているそう。
総評
新味ながらも既にどっしりと定番の座に就いている感すらあるレモン味。
レギュラー味とレモン味で好みが分かれそう。個人的にはレモン味推し。
最近はコンビニのホットスナックで酸味の効いたレモン系の味は見かけなかったので、気分転換にぜひ試してもらいたい。
ついでに買った生姜しょうゆ味も、からあげクンらしい味のまとまり方をしていておいしかった。
からあげクンは総菜にもおつまみにもなれるので優秀。レジ前で見掛けたら一匹連れて帰ってあげてください。