2021年が始まった。丑年。牛をめっちゃ食べようと思う。
牛に限らず、人は生きる上で様々な命の上に成り立っているのだ。2021年に於いて、まだまだ生命の犠牲は避けられない。
動物だけじゃない、植物も。実りを刈り取り、また種から繰り返すはずだった環の定めを断ち切る行為である。
そういった犠牲は避ける事が出来ない。まぁ減らす選択肢はあるけど。それならば僕は感謝して、しっかりと命に向き合って、正面から対峙して、頂きたい。
全国のコンビニのレジの横に並ぶ鶏達に対してどれだけ感謝出来るだろうか。
命を頂くという認識は、薄れやすい。
子年は波乱となり、全世界が大きな混乱に包まれた。
様々な習慣を見つめ直す良い機会になったのではないかと思う。
無駄な会議は減り、オンライン化・リモート化が加速した。様々な働き方が考え直され、かなりスリムになった。その憂き目に遭ってしまった人も居るだろう。
増えすぎた物はスマートに、不安定だった物は均された。
個人的には「土台の大切さ」を思い知った一年となった。
数段飛ばしで登る人たちを見送った事もあったけど、やはり地道に地盤を固めるのが一番だなと再認識した。
さて、今年はどんな一年にしようか。
この波乱がすぐに何も無くなるとも思えないし、冬には冬の過ごし方がある。冬の嵐の時期に好き好んで薄着で外へ繰り出す人はいないだろう。
僕は僕なりの準備を。どんな生き方も素敵だけど、少なくとも自分自身を裏切らないような納得できる生き方をね。
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橋本ねこ
