牛次郎、というラーメン屋さんがある。
名前は聞いた事があるので調べてみたら、どうやら高岳が本店のよう。
かつて新瑞橋あたりにもあったようだけども、今は閉店している模様。
そして新たに栄店が出来たとの事だったので、早速足を運んだ。
立地
駅としては新栄と栄の丁度真ん中。
ラーメン屋さんがあると知っていないと通らなさそうな立地ではある。
ただ、道路にも看板は出ているので、目的地にさえつく事が出来ればお店を見つけるのは容易。
廊下の奥にも看板が。
店内
カウンター8席のみのコンパクトな店内は壁紙や内装もすべて綺麗で、とても清潔感がある。
一昔前のラーメン屋さんなんて床がギトギトしてたり壁紙が剥がれてたり年季が入っていたりしたものだけど、最近はやっぱり綺麗じゃないとウケないのかね…とかも考えたり。
とはいえ内装にはターゲットとしたい客層が現れると思っている。(急に飲食コンサルぶる)
比較的若めの層、あとは女性をターゲットにしていると考える。
カウンター内では大将と思しき、ただし若めの方が一人で手際よく作業を進めている。
仕事の様子はほぼすべてを席に座ったまま伺うことが出来る。
ラーメンを注文する
初めてのラーメン屋ではよほどの事が無い限りスタンダードな一杯を頼むようにしている。
食券で言うならば左上に載っているようなやつ。
ほどなくしてラーメンが到着。
ちなみにランチ営業のLO近くの時間に行ったのだが、「夜にチャーシューを残したくないので…」との事で増量してくれた。ありがたい。
チャーシューの味は少し濃いめだったが、しっかりとこだわりが感じられ、ラーメンの邪魔をすることも無かった。
他の具で意外とグッと来たのはメンマ。
肝心のスープの味は、思っていたよりも全然あっさり。
何せ店名に「次郎」と付いているので、違う「二郎」が頭をよぎったりもするわけで。
上品めなスープの味にまとまっている。牛骨スープにありがち、というか取れない物だと思っていたあの独特なクセや臭みが丁寧に取り除かれている。
牛骨ラーメンのあのクセを求めているならば、もしかすると物足りなさがあるかもしれない。しかしちゃんと牛骨の味とコクは存在し、くどくないスープになっている。
麺は中太のちぢれ麺。
味噌ラーメンに使いそうなタイプの麺。そういえばスープには味噌のようなコクも感じる。
適度なスープとの絡みで、すすりやすさもあって良い。
最後までまったくクドさを感じることなく食べ終える事が出来る。
牛骨ラーメンといえばどっしりとした荒々しいイメージのラーメンだったが、こちらは綺麗にまとめられていて最後までなめらかに楽しめる。
女性でもペロッと平らげられる事と思う。
ラーメンそのものの土台の味は1種類だが、色々なバリエーションもある。
他にもギョーザやたまごかけごはん等のサイドメニューもあり、何度も楽しめそう。
ショップデータ
黒毛牛骨ラーメン 牛次郎 栄店
営業時間
ランチ…11:00~14:00
ディナー…18:00~23:00
定休日
不定休
住所
愛知県名古屋市中区新栄1-3-2 エムテック東新町ビル 1F
メニュー(抜粋)
牛骨ラーメン…¥600-(オープニングセール中)
究極の卵のTKG…¥250-
トッピング各種(メンマ、焼きのり、こだわり味玉、辛肉、ねぎ、もやし、キャベツ、チャーシュー)…¥100-
※本記事の内容は2019年9月現在のものです。