僕がサポートしているバンド、Ender Silence。
まぁ僕は所謂サポートでして。ステージ上のみならず色々と文字通りサポートしていまして、言うならばホイミスライムみたいなもんです。ヒーラーというかサポート役というか補助魔法役というか。
前線、ステージ上では計6人。正規メンバーが4人と、僕とベーシストがサポート。
後列支援として僕も色々と協力したり。そして僕のほかにももう一人、GENTという男もおりまして。実はちょこちょこブログにも出てきていたりいなかったり。
そんな彼とEnder Silenceの制作をしたりしています。
GENT氏はミックスやレコーディング、作編曲に長けている。
僕はデザインや編集、アレンジに長けている。…という感じでそれぞれの得意なフィールドも分かれているので良い感じで分業できております。緑魔導士と白魔導士みたいな。分かる人にしか分からん例え…。
まぁ、とにかく。
僕としてはこの分業というかパーティーの人数を増やしていく作戦は良い案だと思ってるのね。
こうすることで、それぞれの専門の領域にさらにフォーカスできるから。余計な作業をする事なく、集中できる。
もちろんコスト面やスケジューリングの面ではデメリットではあるけども。その辺は天秤にかけてどちらが勝るか、という感じかな。パーティーによって人数のバランスは変わりそう。
でもきっと集団ってこうやって成長していくんだなとは思う。だんだん同じ志の人たちが集まっていって、大きくなる。
良いじゃない。
今日はプリプロをしました。
プリプロとはプリプロダクション(pre-production)の略でございまして、プロダクトの前段階…つまりものづくりの前の作業でございます。
お…ということは…何か作るのですね!(名推理)
で、冒頭にも出てきましたGENT氏をベンチより召喚したというわけです。
みんな自由かよ。
根を詰めて作るのも大事だけど、ある程度リラックスも必要ですし。まぁ良いんじゃないかな。
僕もたまに眺めたり、ヤジを飛ばしたり、全く関係ない自分の仕事をこなしていたり、と有意義に過ごしておりました。
もちろん自分のパートも録ったよ!20分くらいで終わったんじゃないかな。悪くないタイムだ。
まぁ時間よりも中身だよね。大事なのは。
納得できるかどうか、的な。
とはいえプリプロなので、方向性や概要が分かれば良いのです。ここに力を注ぎ過ぎても最終的な作品としては関係のない部分なので…。
あと、それぞれのプレイヤーごとに個性も見えたな。レコーディングではこのこだわり度とか集中力とかはテイクをジャッジしたりするときのカギだったりします。
回数を重ねるごとにフレーズが進化する場合もあるし、だんだんバテていく場合もある。ジャッジする人、ディレクションする人はそういうのを見極めて何テイクで録り終えるかもざっくりと測ったり。そういうのもプリプロでは大事。
レコーディングのアウトラインが見えるプリプロになったとは思います。楽しみですな。
制作はいつだってわくわくする。