完全にバンドマンとしてではなくて照明さんとしての仕事をしてきました。
場所は「Livehouse @-hill」。@-hillと書いてアヒルと読む。いわゆる"いつものとこ"です。
かつてバンドマンだった頃は月イチで必ず出てたんだけど、もう最近はすっかりこのアヒルのステージに上がる機会も減りまして。かつて、って言ってもまだ2ヶ月…もうちょっとで3ヶ月かぁ。まだまだそんなに前ではないはずなんだけどね、すっごい前に感じる。
とはいえ、一昔前の僕だったら、もしかすると"悔しさ"もあったのかなぁと思ったり。
僕は舞台至上主義というか舞台の上に立つことこそが全てだと思っていた人なので、そのサポート役や裏方役をやるのは実はあまり好きじゃなかったはずで。
自分も第一線でバリバリにやっててその上での裏方ならば「まぁ勉強がてら…」って思えるけども、そうじゃなく第一線を退いた今の状況を飲み込んでいる自分が居る事にも少し驚いてる。
それこそ3年前に解散したバンドでは全国ツアーやデカい会場でワンマンをさせてもらったり解散ライブもクアトロでしたりしたので、僕は「なんか割と満足したな」って思ったのね。もちろんそれ以上の夢や目標もあったんだけど、一つの区切りとして割と満たされてしまった。
でも、やっぱりステージには立ちたい思いは残ってて、「じゃあ自主でバンドを立ち上げてどこまでいけるのかな」的な事がしたくなって。その前のバンドは企画も広報も全部事務所だったから。
ぶっちゃけその3年前の時点で裏方の話は結構あったのね。作曲家やボカロPなんかも。割とヴィジュアル系から抜けてそういう裏に回る人が多い時期でもあったしね。
でもその時点では僕は裏方に回る気なんてさらさら無くて、だから"メトロホログラフィー。"を立ち上げた次第。
メトロホログラフィー。の活動は上手く行った行かないはとりあえず置いといて、収穫としてはそれはもう豊作で。
作曲スキルや鍵盤のスキルは言うまでもなく、マネジメントからプレス前のマスター制作まで色々と経験出来た。
そういう点では3年前に続いて2回目の満足をしたと言える。だからこそ、今こうしてバンド以外の事をする動力に替える事が出来たとも言える。
まぁでもステージにはまた立ちたいよ。自分の理想が完全に具現化出来たら、また。
それまでは基本的にサポートやコピバンでステージに登場すると思いますので、たまに見かけたら猫じゃらしでも投げつけといてください。