僕は知る人ぞ知るホタテ大好き人間だったりする。
前世はラッコだったかもしれない。
ホタテが好きだが、どこでもホタテを手あたり次第に食べるわけではない。
ホタテが好きすぎるあまり、ホタテには拘りが強い。
例えば、回転寿司屋ではあまりホタテは食べない。おいしい時もあるんだけど、マズい時もある。当たり外れの差が大きい。
それは単純にホタテそのもののクオリティだけではなく、解凍が不十分だったり旨みが流れてしまうような解かし方をしていたりするときがある。要はブレがある。
回転ずしのホタテであれど最高点を出してくれればおいしいのだけど、「失敗した」と感じる時も多い。平均すると45点って感じなので、僕は回転寿司ならば別のネタを食べる。サーモンとか。
サーモンってブレが少なくて回らないお寿司屋さんとの差が少ないのでマジでオススメ。
買ってみる
セブンイレブンで"おつまみ帆立"が出たのはキャッチしていた。ホタテハンターとして見逃すわけにはいかない。ホタテハンターって何?
見た目はボイル済みのホタテ。大きさ的には1年~2年の間か、というところ。いわゆるベビーホタテってやつ。
ちなみに1年未満だともっと小さい。
パッケージには"からし酢みそで食べる"と書いてある。ほほう、今までにからし酢みそとホタテを合わせた事は無かったな、と。
しかし、からし酢みそはかなり強い味。言うなればマヨネーズのようなもの。もはやからし酢みその味になってしまう気がする。
このからし酢みそがどう出るのか。
食べてみる
パッケージを開けるとホタテがごろごろ。からし酢みそは小袋に入っている。
ホタテは50g。だいたい7個くらい。
若干ハリは失っているが、然して大きな問題では無い。
ボイルしたホタテをすぐに食べる飲食店とは違い、それをパッケージしてそのまま保管する事を考えると、ある程度の品質低下は仕方が無い。
誤解を恐れずに言うならば、別にコンビニで最上級のホタテが味わえるとは最初から思っていない。
ただ、「この値段でどの程度のクオリティが食べられるのか」だったり、思い立ったときにすぐにコンビニで買えるという事そのものが重要だと思ってる。
ちなみに300円。300円ですぐに食べれるホタテが手に入るならば、味はどうであれ全然アリだとは思う。
まずはからし酢みそを付けずにそのまま頂いてみる。
旨み・甘みに乏しい。ホタテらしいアミノ酸の甘みが感じられず、旨みもほとんど抜けてしまっている。
ボイルホタテはその調理工程で旨みが流れ出しがちではあるけども、もうちょっと味わいのあるボイルホタテがある事も考えるとちょっと抜けすぎ感は否めない。
食感はちゃんとホタテ。ふっくら感は無いが歯ごたえがある。
続いて、からし酢みそを付けてみる。
めちゃウマい。
ホタテにバターだったり醤油だったり塩だったりはよくあるけども、酢みそを付けて食べたのは初めて。
非常に合うわけではないけども、おいしい。
というか、からし酢みそがおいしい。
いや、からし酢みそがウマい。
単純にからしと酢と味噌と砂糖だけじゃない。きっと何かしらのアミノ酸か何かも入ってる。
味噌の奥行き以外の旨みを感じる。
まとめ
ホタテそのものの味わいとしてはあんまり楽しめないけども、300円なのでコスパの面ではアリ。からし酢みそもおいしい。