台湾まぜそば、というものがある。
台湾ラーメンの汁なし麺バージョンが台湾まぜそば。台湾ラーメンも名古屋発祥とされているが、こちらの台湾まぜそばも名古屋が発祥。
一番有名な台湾まぜそばのお店は「はなび」。
台湾まぜそばの元祖でもあり、今もなお台湾まぜそばの店として不動の地位を保持し、全国各地のみならず世界へと進出している。
新星「麺鶴」は「世界の山ちゃん」のグループ店
そんな台湾まぜそばのお店として新たに鶴舞にオープンしたのが「麺鶴(めんかく)」。
なんと世界の山ちゃんの系列店である。
世界の山ちゃんと言えば手羽先の元祖とも呼ばれる居酒屋。
その世界の山ちゃんがラーメン屋…?ともなりかねないが、実は既に「ら~めん やどがり屋」というラーメン業態も名古屋市内に展開している。
つまり既にラーメン屋としてのノウハウは持っている状態での参入となる。
最近だと「世界のやむちゃん」という点心・中華の業態で新店を出したのも記憶に新しい。
これは溢れ出る勢いと野心を感じる…という事で早速麺鶴へとアタックしてきました。
立地
鶴舞駅から駅沿いに歩いてすぐの場所。
高架下に構える世界の山ちゃんのすぐ隣に麺鶴はある。
麺鶴の鶴の字はきっと地名の「鶴舞」と掛けているのだろう。世界の山ちゃんの看板も麺鶴の看板も非常に目立つので、見つからない事はまず無いはず。
左にチラッと映る手羽先っぽいデザインは世界の山ちゃんのもの。
手羽先を食べてから台湾まぜそば…なんて使い方も出来ちゃう。
店内
店内は清潔。オープンしたてだしね。
入ってすぐの券売機で食券を買うシステム。
こういうのは大体左上のものがスタンダード。そして初入店では冒険せずにスタンダードを食べる派の僕。だってそれをイメージしてここに来てるわけだし、というわけで特に迷うことも無く「台湾まぜそば」をチョイス。「王道まぜそば」なるものもあり、違いが気になるところ。
外の看板によると、きっと台湾ミンチが角切りチャーシューに変わる的な話なのかもしれない。けどももしかすると土台の味から全然違うかも。気になる。
食べてみる
見た目はこんな感じ。
台湾まぜそばって見た目が美しいよね。
台湾ミンチの上にはつややかな卵黄。周りには魚粉、ネギ、海苔、ニラ、にんにく。
スタンダードな台湾まぜそばのトッピング。これぞ、って感じ。
味は辛さ控えめで食べやすい。
はなびの台湾まぜそばは結構辛かったような記憶がある。
てっぺんの台湾まぜそばと同等くらいの辛さ?
ちなみに辛さはプラスすることが出来る。
卓上にも山椒があり、シビれ系の辛さを加える事が出来る。これがまた結構合うので苦手でなければ是非。
最後には汁なし麺ではおなじみの追い飯。
こちらで丼に残ったタレを最後までいただく、というもの。
つけ麺でいうところの「スープ割り」のようなもの。
ご飯の量はだいたいこのくらいの小盛。
ラーメンを食べた後だが、これくらいの量ならばスルっと問題無く入ってしまう。
また、タレを全部絡めていただくにも丁度良い、絶妙な量。
鶴舞あたりで台湾まぜそばが食べたくなった時の選択肢として、一つこちらのお店が加わりました。
実は鶴舞には既にフジヤマ55系列のお店が一店あって、そこでも台湾まぜそばは食べる事が出来る。どう勝負していくのか気になるところ。
ショップデータ
まぜそば専門店 麺鶴
営業時間
【月〜土】
ランチ…11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー…17:00〜24:00(L.O.23:30)
【日祝】
ランチ…11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー…17:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日
年末年始のみ
住所
名古屋市中区千代田5-23-47
メニュー(抜粋)
台湾まぜそば…¥950-
王道まぜそば…¥950-
公式サイト
※本記事の内容は2019年9月現在のものです。