2024年になった。令和6年。
あけましておめでとうございます。今年も平和な一年とならんことを。
――と言いたいところだが、昨日の石川県の大地震に触れないわけにもいかない。
16時10分、僕の住む地域も揺れた。なんせ北海道から九州まですべて揺れているのだ。
北陸は強震となり、関西・中部も大きく揺れた。関東・東北でも震度2~3程度となっており、揺れの規模の大きさが伺える。
本震の後にも震度4以上の揺れが続き、数分に一度揺れ続けるような状況となった。
地震には時期も時間も関係無い。夜中も揺れ続け、さぞ不安な夜を過ごした事だろう。想像しかすることが出来ないが、震源地から遠い僕ですら常時には感じない恐怖を感じた。
夜が明け昼を過ぎた今もなお、まだ数分おきに揺れを計測し続けている。
そういえば石川県に知人が1人居たな、と思い出す。
そういえば、と思い出すくらいの距離感であり、最後に顔を見たのはもう4年前か。友人ではなく、知人。
こういったとき、連絡を取るべきか非常に悩む。
安否を確認することは大事かもしれないが、それまで全然連絡をしていなかったのに、急に思い出したかのように連絡を取る事が何となく憚られるのだ。
それに、もし万が一辛い思いをしていたとしたら、「何を外野から呑気に」と思われかねない。
逆の立場だったら別にそんなことを考えない(というかそこまで相手に思いを巡らせる余裕が無いのかもしれない)が、色々な考え方・思考がある。
それよりも先に連絡をしたい人、やるべきこともあるはずだ。身の安全を守ったり、備えたり、色々。そんな膨大なタスクの中に自分の存在を混ぜ込んで手を焼かせたくない。
だから、僕は待つ。連絡があるならあるで良い。無いなら無いできっと上手く行っているのだろう。
頑張らなくて良い、ただ元気でいてほしい。
頑張るのは僕らの役目だから。
みたいな言葉があった気がする。全く以て誰の言葉か失念してしまったが、誰かしらの芸能人が被災地に向けて放った言葉だったと思う。
僕も僕にできる何かしらを頑張ろうと思う。
物資はきっとニーズに寄り添えないので、少額ながら寄付でもしようと思う。
2024年、穏やかな一年となる事を願う。