なんだか漠然とした響きで一部の界隈をエブリデイお騒がせする事で有名な、橋本ねこです。
今回も色々とありまして。
とても簡潔にまとめるのならば、12月に予定していたライブが流れてしまいました。
いや、語弊ある言い方をしたくないので正しく言うならば、流しました。
理由をクドクドと話したり、自分の正当性を訴えるのは簡単な事で。
特に僕は言葉の攻撃力が高いので、言いくるめる事も自分に有利なように周囲から囲んでいくのも出来てしまう。だからこそ、なるべく結論のみの記述に抑えようと思ってる。
それに、作り話だって出来ちゃうしね。
このブログは僕のもの。僕のフィールドだ。よって、書いてある内容は僕の主観だし、僕からの視点からしか書いていない。僕に不利益が無い書き方だって出来るし、読み手には嘘か真実かを判断する術も無い。結局のところ、当事者しか解りえないところでの話なんだ。
実は、12月8日にライブをする予定でして。
ちゃんとした告知はまだだったけども、ほんのりとツイッターとかで流していたので知っている人もいるかと。
そのバンドはコピーバンドだったんだけど、上手い事軌道に乗ればオリジナル曲をやって動かしていくのも良いなぁーとか画策していた。
というより実際は逆で、元から軌道に乗せる気だったんだけど、その前に一回コピーバンドとして動かしてみようかな、という感じで。
メンバー全員100点満点の人材を集める事は無理なのは承知。高得点に越したことは無いけども。
だって、そもそも僕だって100点では無い。完璧なイケメンでは無いし、技術だってもっと上手い人だっていくらでも居る。性格に難もあるしクセもある。だから他人にも満点は求めていない。
ある程度のボーダーは自分の中に明確に存在させつつ、吟味して決めていったメンバー。
何度か顔合わせは済んでいて、いよいよ音合わせに移る。
で、この音合わせでクリティカルな減点が見つかってしまった、と。
これは本当にどこに価値観を置いているかで変わる話。「なんだこのくらい」って思う人も居るだろうし。例えばお金の端数を気にしない人と一円単位でこだわる人。この溝は簡単には埋まらないだろう。それと同じ。
そして、僕にとってはこの一度きりで十分すぎるほどの減点となってしまった。
また、今後も同じような事があるリスクを考慮すると、とても承諾できない。看過できない。かといって、改善を求められるほど深い関係性を育てる事が出来ていない。
そう、今回の焦点は今挙がったこの2つ。
まずは直接的な、大きな減点について。
百歩譲って僕の時間が無駄になった事は大した問題ではない。これは当日集まった、ゆくゆくはメンバーになったであろう他の方にも迷惑を掛けてしまった。
そして、今後も同じ事があるリスク。
これは初回の、今の段階で発覚したから良かったものの、時が経た後だったら大ダメージだった。
この辺を考慮しつつ、今後の舵取りを慎重にしなければならなかった。
端的に言えば、このまま進むか、戻るか、だ。
そして、僕は引き返す事にした。
この航海は一旦やめて、ベースキャンプへと戻る。物資、乗組員、航路…様々な点検を経て、また繰り出す。そのために申し訳ないけども引き返したい。…という話をさせてもらった。
各メンバーに、そしてライブも枠としては決定してしまっていたのでライブの主催に、あとは練習場所も取り消したり、予定を開けてもらったサポートにも頭を下げた。
今後、このまま進んで発生する可能性のあるリスクよりも、引き返す事を選んだ。という。
引き返すにあたり、全方位を納得させる難しさがある。
賠償・キャンセル料とかそういう話が出てくる場合だってある。今回はそういう部分では本当に優遇していただいた。
逆に、プロジェクト内への説明は不十分かもしれない。相談もしなかったし。ほぼ僕が勝手に降りるような形を取ったようなもの。ただ、もしも納得いかなかったり何かあったら連絡があるだろうし、そこにすら達しないならそれまでかなとも思う。
僕がライブをするのはまだもうちょっと先になりそう。
ご期待くださった方には申し訳ない思い。この前のハロウィンで差し入れもたくさん貰っちゃってさ。まぁネタに便乗した形にはなるんだろうけど、でもそれだけの期待を僕は感じたりもしたわけで。
またステージで返していかないとな、と思っていた。ひとまず12月にちょっとは返せるな、とか思ってたんだけどもね。
少し遠のいてしまったわけです。もうちょっと練ろう。
人間って難しいし、たまにひどく面倒になったり億劫になったりしちゃう。