ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【ハーゲンダッツ】夏に向けた新作アイスが想定外な味わいだった件「クリーミージェラート」

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ハーゲンダッツといえば、高級志向アイスのパイオニアである。

昔はサーティワンのように店舗もあったのだが、2000年以降は下火になり2013年に完全撤退。現在はカップアイスやサンドがメイン。

 

ハーゲンダッツで連想されるポジティブなイメージは、例えば「ごほうび向き」とか「おいしい」とか「原材料にこだわりがある」などなど。ネガティブなものは「値段が高い」など。

デイリーアイスでは無いものの、ちょっとした贅沢として選ばれるアイスとしては間違いなくトップクラスであろう。

 

そんなハーゲンダッツから、夏向けと銘打ったジェラートタイプの新フレーバーが出た。

 

新ライン「クリーミージェラート」

ハーゲンダッツのミニカップの新たなラインナップ、「クリーミージェラート」

その名の通りジェラートであり、夏に向けた期間限定のシリーズである。

ジェラートとは

日本でジェラートと言えばシャーベットみたいなものをイメージする人が多い。

もちろん正解ではあるのだけど、元のイタリアではジェラートは「凍ったもの」を意味し、もっと広くアイスクリーム等も含んだ凍ったお菓子全般を指す。パスタ!みたいな感じ。

 

現在に於いてアイスの事をわざわざジェラートと表記する場合、比較的乳脂肪分が控えめで、濃密なイメージを持たれる事が多い。

フルーツを使ったものも多いため、ジェラートそのものになんとなくフルーティーなイメージも持ちがち。だけども、チョコレートやコーヒーのジェラートも存在するため、必ずしもジェラート=フルーツ系のアイスとは限らない。

味は2種類

ハーゲンダッツはちょこちょこ期間限定の味を出している。

クリスピーサンドやバラエティパックの更新なども含めると、少なくともだいたい1ヶ月に1つは新商品が出ているイメージ。意外と新作や限定品のスパンが早い。

 

基本的に新作は1つずつのリリースだけども、新たなシリーズを打ち出すときには一気に2種類の味を出したりする事も。今回のクリーミージェラートのシリーズはまさにそれ。

なお、去年の和風フレーバーの華もちシリーズも2種類同時に出たし、秋にもカップアイスとクリスピーサンドが同時に出た事もある。

アーモンド&ミルク

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アーモンドを皮ごと使用したアーモンドジェラートと、コクのあるミルクジェラートの組み合わせ。

ゴールデンパイン&マスカルポーネ

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香りと甘みのしっかりとしたゴールデンパインのジェラートと、まろやかなコクと濃い甘みのあるマスカルポーネジェラートの組み合わせ。

"ねり食べ"もおすすめ

また、公式サイトでは"ねり食べ"なる食べ方も推奨されている。

少し食べ進めた後にスプーンでぐるぐると混ぜ、よく練って食べると食感や味わいの変化を感じる事が出来るそう。まさにジェラート。

 

 

食べてみる

パッケージデザインもおしゃれ。フォントにはクラフト感があり、他のシリーズとの違いが明確。また、味を想起させるイラストも載っているため、味のイメージがしやすい。

アーモンド&ミルク

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開けてみると綺麗な渦巻き模様。見た目も楽しくおいしい。

 

ふんわりと香るアーモンドの香ばしい香り。ミルクは比較的さっぱりめな味わい。まさに夏向け、という感じ。アーモンドの粒も入っていて、食感が楽しい。

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個人的にはもうちょっとコクが欲しいような物足りない味わいにも感じたけど、夏に向けたさっぱり感を狙っているとするならばこれ以上濃い味だとややクドいのかも。

サーティワン的な派手な味に慣れているとやや甘みが足りなく感じるかも。良く言えば「丁寧な味」。

 

ゴールデンパイン&マスカルポーネ

 

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こちらも綺麗な渦巻き模様。

 

ゴールデンパインは夏らしさを感じる果物の代表。

マスカルポーネチーズとの相性は如何に。

 

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マスカルポーネチーズの爽やかな酸味がゴールデンパインと合う。

マスカルポーネのちょっとクセのある部分が上手い事ゴールデンパインの酸味で打ち消されているというか。

 

ゴールデンパインは意外と味が濃い。少なくとも"さっぱり"ではない。びっくりする。

きっとマスカルポーネチーズと混ぜられる前提なのだろう。これまた絶妙なバランスの上に成り立っている事を感じさせる。

  

敢えて苦言を呈すなら…

なんかこう、今回の新作のクリーミージェラートにはハーゲンダッツたるアレが薄く感じてしまった。

「これなら別にハーゲンダッツじゃなくても良くない?」みたいな。

…と言ってしまうと非常に感覚的なものとして終始してしまうので、ちょっと噛み砕いてみる。

 

ハーゲンダッツといえばバニラや抹茶、ストロベリーなどのオーソドックスなフレーバーに代表される濃厚な味わいが特長だと思っていたのだけど、今回のラインナップはおおよそ真逆に位置するものとなる。

「これぞハーゲンダッツ!」と言えるような濃さの味では無いし、ごほうび感や特別感も薄く感じた。

 

今回のジェラートでは原材料に安定剤なんかも珍しく使っちゃって…という。

いや、正面切って"安定剤を使ってる=悪"という気も無いけども、ハーゲンダッツにしちゃ珍しいな、と。クラスで秀才で真面目キャラだったのに、「あれ…コンビニで買い食いとかするんだ…」みたいな意外な一面を見つけてしまったような気持ち。

 

あ、そうそう、あと、"ねり食べ"を推奨するならばパッケージにも書いた方が親切かも…とは思った。

特にゴールデンパイン&マスカルポーネは味わいの差が大きいので、ある程度混ぜた方が食べやすいかもしれない。

 

まとめ

総合的に見ればおいしいアイスではあるので、新しい物好きな人にはおススメできる。

ただし他のミニカップと価格が同じなので、僕はバニラや抹茶を推してしまうけども…。

気になる方はどうぞ、的な。

www.haagen-dazs.co.jp

 

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