ファミリーマート限定で発売されたハーゲンダッツの新作。
てっきり秋らしい味わいかと思いきや「キャラメルナッツクッキー」とのこと。パンプキンとかそういう路線で来るかと思った。
コンビニ限定のフレーバー
ハーゲンダッツは店舗を持たない。
かつてはサーティワンのように店舗を構えていたが、2013年に最後の店舗が閉店したことにより、国内のハーゲンダッツ店舗は消滅。
現在は製品販売のみとなっている。
様々なフレーバーを展開するハーゲンダッツはコンビニ限定のフレーバーも取り扱う。時にはセブンイレブン限定だったりファミリーマート限定だったりと更に販売店を絞った取り扱いを行うこともある。
今回発売したのはファミリーマート限定のフレーバー「キャラメルナッツクッキー」。
色々とちょっとした違和感を感じたフレーバーだ。まず一点目は冒頭でも書いたように秋限定感の無いフレーバーだったこと。食べて見ながら他のポイントについても書いてみたいと思う。
買ってみる
ファミリーマートへ行くと買える。
なんか最近ハーゲンダッツの種類がすごい。確実に増えている。
"蜜いも"、"華もち"が2種、他にも様々なミニカップやクリスピーサンド等…種類が多く、取り扱いの多い店舗だとそれなりのスペースを使って展開をしている。
パッケージに擬音が書いてあるの、なんだか違和感がある。
ハーゲンダッツらしくないと言うか。
横から見るとキャラメル層の写真とクッキーアイスの写真が使われていて、多層構造になっていることが伺える。
やっぱりなんか違和感あるなぁ。あと最近のハーゲンダッツのミニカップのデザインに多い抽象的なパターンのデザインではないのも一つの違和感かもしれない。ハーゲンダッツとコラボした、タイアップした商品かのような統一感の無さを感じる。
まぁだからと言って何があるわけでも無いし、「ちょっと変わった商品」として受け止めて食べてみる事にする。
食べてみる
フタを開けるとキャラメルの層が現れる。
とりあえずキャラメルのコーティング層にスプーンを入れる。結構固い。
食べてみると、キャラメルの甘さや苦さとともに絶妙な塩味を感じる。"塩キャラメル"と銘打っても差し支えないくらいの塩味。しかしイヤらしくなく、バランスの良い味わい。
そんなキャラメルの中にごろごろとナッツが入っている。これがロースト感があり香ばしく、もちろんキャラメルとベストマッチ。合わないわけが無い。
その下にはアイスの層。
ベースとなるアイスはキャラメル味。その中に結構大ぶりなクッキーが入る。
ココアクッキーはビターめ。キャラメルアイスはコクがあり、リッチな味わい。
上のコーティング層とともにいただくと、もう何とも言えない幸せ感。
ベースのアイスが丁寧なつくりをしているし、キャラメルもクッキーもナッツも合わないわけがない。まさに正解しか出ない方程式。
しかし食べ進めると一つの意見が頭に浮かぶ。
「これ、別にバータイプのアイスで良くない?」
クッキー入りキャラメルアイスの外側をキャラメルコーティングしたアイスバーで良いようなフレーバーだ。なぜわざわざミニカップなのか。
他社だとスーパーカップのSweet'sシリーズなんかはこういう多層式のカップアイスを大きめのサイズで展開しているし、ミニカップだとコスパ等の面でも見劣りしそう。だったらアイスバーの方がメリットを生かせそうなのに、と考える。
これはもしかすると敢えてミニカップで流通させることにより、今後ミニカップ・クリスピーサンド・バーアイス等の取扱いの比率を考えるための判断材料にしたりするのかも知れない。知らんけど。
まとめ
間違いないおいしさ。
甘すぎず、ビターすぎず、とてもバランスの取れたご褒美アイス。