自分で「本格」って言っちゃうの、ちょっと期待値が下がるんだよな…。
って思って、発売したことを知りながらも手を出していなかった「ロッテ ワッフルコーン本格ベルギーチョコ」。
こちらはファミリーマート限定で販売しているチョコレートアイス。
製造はロッテ。チョコレートを知り尽くしたメーカーだ。
「本格ベルギーチョコ」って書いてあると、「~級」「~風」みたいなのと同じような欠落感を感じなくもない。じゃあ何て言えば良いんだよって感じだけどさ。
ベルギーチョコを使ってるんだってさ。確かにベルギーチョコレートは有名。
なぜベルギーのチョコレートが使われているとおいしそうなのか
そもそもの話だけど、使われているチョコレートがベルギー産のものだとおいしそうに感じてしまうのは何故なのか。
それはベルギーにチョコレートの歴史が長く名立たるブランドが多いことに由来する。ゴディバもピエールマルコリーニもガレーもヴィタメールもベルギー生まれのチョコレートである。
また、生活にもチョコレートが深く根付き、博物館やチョコ作りを体験できる施設もある。
もちろん、「ベルギーのチョコレート=おいしい、高級」と考えるのは早計。
「国産=安全・安心」と同じくらい早計である。日本と言えど広い。どこのどんな所でどういう扱いで作られているかまでは中々知り得ない。
僕はあまりネームバリューで選択をしないようにはしている。
肩書きや経歴よりももっと本質的な――中身、ここで言うならば味が全てである。
買ってみる
ファミリーマート限定発売。
逆に言えばファミマのプッシュ商品でもあるので、ファミマのアイスコーナーを覗けば高確率で遭遇できる。
食べてみる
ワッフルコーンタイプのアイス。濃厚そうなチョコレートの色をしている。
食べてみるとガツンとチョコレートの芳醇な味わいが。風味・味ともに申し分ない。
思っていたよりもずっとカカオみがある。流石に一流ブランドと比べると鼻に抜ける香りや余韻は劣るけども、税込248円でこの味ならば全然アリ。コスパは抜群。
よくよく見たらベルギー産チョコレート使用率100%だった。
こういうのって「ベルギー産チョコレート使用」とか書いてあって、よくよく見ると「※使用量は全体の8%です。」みたいな表記のものが多い。
えっ、100%だった…それは予想外。
チョコアイスの後味がややオイリーだが、然して気になるほどではない。
ワッフルコーン部分もパリパリでおいしい。ソフトクリームと接する部分は恐らく乳成分か砂糖かのコーティングがされていて、湿気らないようになっている。
このワッフルコーンもココア風味。最初から最後までチョコ尽くし。
まとめ
濃厚なチョコアイスを食べると、いよいよ夏が終わり涼しい季節へと差し掛かりつつあるんだなと感じる。