冬季限定のロッテのアルコール入りチョコレート、「Bacchus(バッカス)」と「Rummy(ラミー)」。
今年も登場したのだけど、どうやら色々とリニューアルしているらしい。
「バッカス」と「ラミー」
どちらもアルコール入りチョコレートで、アルコール分を含む。
バッカスはチョコレートの中にブランデーシロップがイン。噛めばトロリと溢れ出す。なお、ブランデー全体量のうちの60%はコニャックが使用されている。
ブランデーは果実を発酵させた液を蒸留し、樽で熟成させたお酒の事。原料は林檎やら梨やらいろいろだけど、中でもブドウを使ったものをグレープブランデーと呼ぶ。さらにその中でフランスのコニャック地方で生産されて規定をクリアしたものをコニャックと呼ぶ。
ちなみに「バッカス」はローマ神話の神様。酒を司る。
ラミーはチョコレートの中にラムレーズンを入れたもの。
レーズンはラミー用の肉厚なレーズン。これを特製のリカーに漬け込むことでラムレーズンとなる。
チョコレートもそのラムレーズンに負けない味わいにしている。中のチョコレートは生チョコレート。こちらにはラム酒を配合している。
それぞれリニューアル
2020年。それぞれの商品がリニューアルを遂げた。
マイナスな部分から言うと、両方とも総重量が減っている。しかしそれを上回るリニューアルポイントもある。
バッカスはコニャック量をup
バッカスのブランデー全体量の内のコニャック使用量はこれまで51%だったが、60%に増量。より深みのある味わいになった。
また、パッケージが開け閉めできるようになった。
ラミーはチョコの厚みがup
ラミーは今まで2本だった内容量を3本に。総重量は減ったが、それぞれ個包装で食べきりやすくなった。
また、チョコの厚みを改良し、1mm分厚くなった。1mmの差、結構デカいよ。
食べてみる
バッカス
チョコをカリっと噛むとコニャックの濃厚な香りが口いっぱいに広がる。
チョコと洋酒って合うよなぁ、と再認識。
しっかりとブランデーの熟成香も感じる。チョコレートも没個性的ではなく、なめらかな口当たりで輪郭のある味わい。
ラミー
食べると深みと甘みのあるラムの香りが鼻腔をくすぐる。なんか覚えのある味だなと思ったらロッテのチョコパイのあの洋酒感に似ている。
レーズンが良い味をしていて、みしりと噛むと大人の味。中のチョコもトロっとしていて口溶けが良い。ラムの味わいもしっかりとするので、ラム好きには堪らない。
洋酒好きでもちゃんと納得できる味。
まとめ
チョコレートもリキュールに負けていないのが素晴らしいと言うか流石ロッテと言うか。
贅沢な夜の時間のお供に。