
一作目もかなりのキワモノだったし、もう新しい味は出ないと思ってたじゃん?
出たんだよね…。
多分僕みたいなモノ好きや新しいモノに光に誘われる虫の如く集まってしまうタイプの人達が買っていったんだろうな、と。
第二弾は「コーラ」
前作のストロベリークリームに続き、今作はコーラ。
パッケージのロゴの話は前作の記事で触れたのでそちらを見ていただくとして、色合いのポップさもアメリカンな感じがして良い。実際はアメリカじゃないけど。
コーラ味で、赤とか茶色とかは良いんだけど、ほぼ反対色である青をアクセントカラーに使っているあたり。ポップ。
中身はコーラ"ゼリー"ということで。炭酸のただのコーラ味じゃないらしい。
しかもナタデココ入り。昨今のチルドカップのドリンクは猫も杓子もタピオカがぶち込まれる事が多い中、ナタデココをチョイスするのはなかなか渋い。
そんなチュッパチャプスのコーラ味のドリンク。
さっそく飲んでみたいと思う。
買ってみる

コンビニのチルドカップコーナーにて買える。ドラッグストアとかでも展開しているらしい。
カップは透明で中身が見える。コーラの色合いと、ドリンクの中にナタデココが楽しそうに泳いでいるのが見える。
ナタデココは意外と小さめで、ナタデココビギナーでも安心だ。

飲んでみる
かなり太めのストローが付いている。もし仮になんかの手違いでタピオカが混入していたとしても問題無く吸い上げられそうな太さだ。頼もしい。
飲んでみると、確かにコーラらしい味わいはする。
無炭酸だからそこまで爽快感は無い。これ、ぬるくなると罰ゲームと化すタイプのやつだ…。
ちょうどそれこそコーラグミのような味わい。甘味と酸味はコーラらしさがあるが、バリバリのコーラを求めて飲んでしまうと「ちょっと違う」のかも。
ゼリー状になっているコーラドリンクはもっと固めかと思ったが、かなり液体に近い。
昔流行ったプリンシェイクやグレープソーダ味の"振る回数で調整できるゼリードリンク"で言うならば30回以上振ってかなり粉砕した*1ような感じのゼリーだ。
逆に言えば、ストローに詰まったりする事も無い。詰まったかと思いきや勢いよく吸い上げられたりするようなストレスも皆無。かなり飲みやすい。
甘みもほどほどで、夏らしいドリンクにはなっている。
甘すぎて逆に喉が渇く、という水分泥棒では無い。
ナタデココは存在感が薄いながらも、良い役割を果たす。
無いとちょっと寂しい。
コーラゼリー with ナタデココ、という立ち位置
何故コーラをゼリー化して、かつナタデココをぶち込んだのかを考察してみる。
そうすると、すぐにとある仮説に行き着く。
もしも仮にゼリー化もナタデココも無しでただのコーラだとしたら、おおよそ売れなかっただろう。
"チルドカップに入った200円前後のチュッパチャプスのコーラ"と"ペットボトルに入った超有名なコーラたち"を比較したとしたら、さすがのチュッパチャプスとは言え絶対的に不利だ。
そうなると、特徴を与えて差別化を図る必要がある。
その結果出た答えが、"コーラのゼリー化"と"ナタデココ"なのだろう。
この答えがアリかナシかは、ぜひ確かめてみてほしい。
*1:推奨回数は約10回。