マウントレーニアの新作が出た。
コンビニ等で見かけるチルドカップのうち、スタバのチルドカップと並んでバチバチに争い続けるのがマウントレーニアだ。
マウントレーニアについて
マウントレーニアとはMt.レーニア、つまり「レーニア山」ということ。
これはもちろん実在する山で、シアトルから見える山である。
シアトルといえばスタバ発祥の地でもあり、気軽にコーヒーを買って持ち歩く文化が生まれた街でもある。
かつて日本におけるコーヒーは喫茶店で椅子に掛けてゆったりと飲むものだった。
そんな日本の文化を変えたシアトル流コーヒー。これは意外と最近の出来事で、1990年代のこと。スタバが入ってきたのも1992年なので、全然平成に入ってからの話である。
ここから一気にコーヒーの多様化が進む。その一端を担ったのがマウントレーニア、という。
ただ甘いだけじゃない、マウントレーニアのこだわり
マウントレーニアって言うと「甘ったるいカフェラテ」ってイメージが少なからずあるんだけど、しっかりとこだわりもある。
コーヒー豆はもちろん焙煎、抽出にもこだわる。そしてミルクにも。マウントレーニアは森永乳業のブランドだからミルクのノウハウは鉄壁。
ただ甘いだけじゃなく、ちゃんとコーヒーの深みやミルクのコクも感じられる。いちコーヒー飲料ブランドとしてのプライドのようなものも感じられる。
買ってみる
そんなマウントレーニアの新作は「焦がしバターキャラメル」。
コンビニ各社にて見かけた。スーパーにもあるかも。多分。
パッケージにはお馴染みマウントレーニアのロゴ。最初に見たとき、「スタバのパクリじゃん!」って思ってごめんなさい。だって色とか円形のロゴとかもろに…。
でもチルドカップ飲料部門での売り上げは1位*1なんだってさ。
「焦がしバターキャラメル」は、カフェラテに焦がしバターキャラメルを加えたフレーバーコーヒーとのこと。
税別150円。来年3月くらいまでの取扱い。これでレギュラー8種と限定2種の全10種類のラインナップとなる。
飲んでみる
飲む前によく振って、ストローを刺して、飲む。
思いのほか、甘すぎない。しっかりとコーヒー感があり、ミルク感もある。
その上で、バターとキャラメルが香り、余韻が続く。
正直、そんなに期待をしていなかったのだけど、これは結構アリかもしれない。
バターと言いつつ口の中にまとわりつくような油脂を使っていたりする製品も多い中、ちゃんとイヤらしくない脂肪分の味がする。
キャラメルの風味も適度で、押しつけがましくない。
あくまでもコーヒーとミルクが主役で、バターやキャラメルが名脇役。これはマウントレーニアシリーズの中で一番好きかもしれない。
まとめ
普通にリピートするかも。
スタバのパクリの甘いだけのコーヒーの風味のする牛乳、って思っててすみません。
*1:インテージSRIより。2019年4月~2020年3月の販売額による。