ハーゲンダッツから、チョコ好きホイホイな名前の期間限定品が出た。
その名も「ショコラトリュフ」。王道にして甘美。「ショコラトリュフ」と聞いてテンションの上がらないチョコ好きは居ないだろう。
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トリュフとは――
トリュフはトリュフでもキノコのトリュフとは違う。
キノコのトリュフを模した形のチョコレート菓子である。もちろんキノコのトリュフが使用されているわけではない。
というわけで、区別のためにトリュフチョコレートと呼ばれる。
1895年のフランス生まれ。世界的に知られるようになったのは1900年以降。
原材料や作成にはいくつか種類があり、それよりも形が重視される傾向にあるように思う。
基本的にはガナッシュ*1を球状にし、外側にコーティングや粉砂糖・ココアをまぶしたりして仕上げる。ガナッシュにはフルーツを混ぜたりする事もあるし、ホワイトチョコで仕立てる事もある。
トリュフは普通のチョコレートと比較すると生クリームやバターのコクを強く感じる。いかにも"チョコレート菓子"、って感じの味である。
ハーゲンダッツが敢えてチョコレート味ではなくショコラトリュフとして出した意味も考察しつつ、食べてみる。
買ってみる
コンビニやスーパー等で。税別295円。税込みなら300円を飛び出る。
mlあたりの価格で考えると、アイスとしてはややお高め。ご褒美アイスだ。
パッケージには白いコーティングをしたトリュフのイラストが。様々なニュアンスのブラウンが使われ、トリュフの深みのある折り重なった味わいを彷彿とさせる。
食べてみる
フタをあけると、ホワイトチョコアイスが顔を出す。
もっとブラウンでチョコらしい色合いを想像していたので、ちょっと意外。
チョコレートソースが随所に埋め込まれているのが確認できる。
食べるとホワイトチョコレートのコクを感じる。ちょっと海外のチョコレートのような、あのバターの効いた風味。
ホワイトチョコレートアイスの中にはホワイトチョコチップも入っていて、食感が楽しい。
マーブル模様を描いているチョコレートソースはややビター。ホワイトチョコレートと混ざって相性が良い。
そして食べ進めるとサプライズ。
ホワイトチョコレートアイスの層の下にはチョコレートアイスが。
下のチョコレートアイスはハーゲンダッツの現行のチョコレートアイスとはまた違ったニュアンスに感じる。
いや、モノとしては一緒かも。違って感じるのは上のホワイトチョコレートアイスのせいかも。
チョコレートソースもどんどん溢れてくるので、ホワイトチョコアイス、チョコレートソース、チョコレートアイスの3種のマリアージュを楽しむ事が出来る。
ただのチョコレート味では無く、確かにトリュフのよう。バターのニュアンスも感じる。
まるで外側にホワイトチョコのコーティングをまとったトリュフのような、そんな感覚を受けた。
まとめ
ハーゲンダッツのアイスって、最後まで飽きる事無く夢中で食べ進めてしまう。 この絶妙なバランス感が素敵。
*1:チョコと生クリームやバター等を混ぜたもの