ハーゲンダッツのアイスって、嫌いな人がいない気がする。
いやハーゲンダッツのアイスが嫌いな人っているの?いないでしょ。
続々と新作を出し続けるハーゲンダッツの新作。クリスピーサンドより、「クアトロフォルマッジ」が登場した。
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クアトロフォルマッジ、とは――
クアトロはイタリア語であり、"4"を表す。ピザでも4種類の味があるものをクアトロと言ったり言わなかったりする。
つまり、フォルマッジが4つある、ということになる。
フォルマッジもイタリア語であり、チーズを意味する。
つまるところ、クアトロフォルマッジとは「4種のチーズ」を意味する言葉となる。
チーズの種類について
実は使用されるチーズの種類は何でも良い。やや乱暴な言い方だが、4種類のチーズが入っていればそれはクアトロフォルマッジだと呼ぶことが出来る。
「何かの種類のチーズが必須」等の制約は無い。が、チーズにも相性という物がある。闇雲に何でも4種類入れれば何とかなるという単純な物でもない。
基本的には濃厚さのあるものやクセのあるもの等をそれぞれ組み合わせていく。同じ系統の味わいのものを入れすぎると味の偏りが強く出てしまうので、バランスを取っていくようなイメージで組み合わせることが多い。
ピザとしてのクアトロフォルマッジ
クアトロフォルマッジ、と言えば十中八九ピザが連想される。
これはペスカトーレやジェノベーゼと言われたらパスタが浮かぶのに似ている。
4種のチーズが乗せられたピザには、はちみつを少量垂らしていただく事が多い。
これはスイカに塩をかけるのと同じ。まぁかける側とかけられる側の役割は真逆だけども。
塩気のあるチーズに甘いはちみつが良く合う。チーズの盛り合わせにもはちみつが付いてくることがあるし、チーズとはちみつは切っても切れない関係である。
ハーゲンダッツのクアトロフォルマッジ
ハーゲンダッツのクアトロフォルマッジには副題があり、「~4種のチーズとはちみつ~」と書いてある。
4種類のチーズ、そしてはちみつのアクセントを楽しむ事が出来るアイスとなっていることが伺える。
この商品で使われているチーズは、まろやかな「カマンベールチーズ」、ほどよいチーズ感のある「クリームチーズ」、濃厚な「ゴーダチーズ」、豊潤な「ゴルゴンゾーラチーズ」の4種類。
そしてはちみつは「オレンジはちみつ」を使用。オレンジの花から採ったはちみつで、甘味の中にさっぱりとした風味も感じる。花らしいフローラルさもある。
買ってみる
コンビニやスーパーで購入可能。295円+税。
クリスピーサンドなので、四角い箱に入っている。綺麗に陳列されている所を見掛ける事が出来るだろう。
パッケージは普段のクリスピーサンドに比べてやや統一感が無い印象。
先日のミニカップ「キャラメルナッツクッキー」でも感じたけども、期間限定商品のモノによってはレギュラーメニューとは毛色の違う製品も散見される。
食べてみる
パッケージを開けると、いつものクリスピーサンドと同じく二重の包装に。 繊細な商品なので慎重。
たまにウエハース部分に亀裂が走っていて、ちょっとテンションが下がってしまう事がある。まぁどうせ食べれば一緒なんだけど。そういう時にやはり食品は見た目も重要だなと改めて感じる。
ウエハースに挟まれたアイスは白色。ウエハースも見た目は普通だ。
しかし実はウエハースはカマンベールを練り込んだウエハースとのこと。
そんなに味や香りに特徴は見えないかと思っていたけども、チーズの香ばしさを感じる事が出来た。
アイスの外側のコーティングにもカマンベールチーズを使用。こちらもチーズらしい塩感と旨味を感じる事が出来る。
そしてアイス。こちらには先述の通り、4種のチーズが入っている。これらが複雑な旨みを織りなしている。
さらにはちみつソースがランダムに入り込み、場所ごとに複雑な味。心なしか各種チーズも完全には均一化されていないように感じる。一部では塩気を強く感じたり、一部では旨味、一部でははちみつによる甘味…と食べ進めるごとに表情を変えていくかのよう。
それこそピザのクアトロフォルマッジのよう。ピザの場合もチーズやはちみつが均一に混ぜ込まれているわけではなく、ある程度の偏りがある。それも含めて個性であり、醍醐味であるとも言えると思っている。
まとめ
ハーゲンダッツのアイスは毎回驚きを与えてくれる。
自分への贅沢な時間のお供に。