スシローで大九州展を行っている。
先日行ってきたので、その記事はこちらを。
で、この中で"天然剣先いか"なるネタがありまして。でもスシローって普通に"いか"もある。
この2つ、実際どうなのか。もしかしてそんなに変わらないんじゃないの…?セールに乗っかってそんなに変わらないネタを割高で売ってるだけじゃないの…?とちょっと意地悪な視点も持ち合わせていないわけでは無い。
ちなみに"天然剣先いか"は2貫150円。通常の"いか"は2貫100円。
"天然剣先いか"は長崎県産、通常の"いか"はタイや中国など。
食べてみなければ分からない。どっちも食べてみる。
食べてみる
さて、いかは結構難しいネタで、これ一つで色々と判断されてしまう事すらある。ジャーナリストの中には「良い寿司屋の見分け方」のチェック項目にいかを入れる人がいるくらいである。
ちなみに生のいかの表面に切れ込みがあるのは寄生虫対策。細かく切れ込みを入れて一緒に切ってる(物理)、という話。もしくは冷凍・加熱でも死ぬ。
なので切れ込みが無い=冷凍モノor切れ込みを入れる知識が無い、となる。後者は中々考えられないとして、別に冷凍だから云々とは僕は思わない。
冷凍でもおいしいものはおいしい。ただし溶かし方が難しく、やはり味が落ちる事は多い。一度も冷凍しないのがベスト、という意見もある。
僕としてはどちらでも良く、単なる一消費者として「おいしい&安全&お値打ちならばそれでいい」のである。
いか
手軽な100円。素敵な価格。
さっそく食べてみるとねっとりとした旨み。鮮度が良いともうちょっと外側が跳ね返してくるようなピンとした食感があると思う。
というわけで日によっておいしさにバラつきがありそう。
決して悪くはない。薄切りでは無いため、充足感もある。価格相応とも言える。
天然剣先いか
大九州展限定のいかは剣先いか。長崎県産の天然剣先いかである。
剣先いかは非常に美味で甘みが強いという特徴がある。
150円で2貫。通常のいかよりもワンランク上、という扱い。
まず、ネタが厚切りである。ちょっと写真じゃ見づらくて申し訳ないけど、通常のいかよりも厚切りになっている。
剣先いかは厚切りの方がそのポテンシャルを活かす事が出来る。食べてみると甘みと旨みが充分に感じられる。大味じゃなく、ふわっと押し寄せるところも魅力的。
剣先いかのネタのカドがちゃんとあるため、新鮮さも伺える。鮮度が落ちるとカドがだんだんよれてくるからね。
まとめ
どうせ似たような味だろと思っていたら全然違った。50円アップでこの味なら断然"剣先いか"を推したい。
9/27までの取扱いなのでお急ぎください。