森永乳業の出した新シリーズ「通のこだわり 濃密プリン」。
ニュースリリースには「プリン通の皆さま、プリン開発50年の成果『通のこだわり 濃密プリン』をぜひ、お召しあがりください。」との記載。
自らハードルを高めていくスタイル。大丈夫だろうか。
森永乳業の"プリン"
森永のプリンはこれが初めてのシリーズではない。
一番有名なのは「森永の焼プリン」。開発に5年を要した焼プリンは1994年に登場。今でも森永乳業の看板となっている。
他にも牛乳プリンや和ぷりん等を手掛けている。
プリン生産のノウハウはそれなりに持っていると考えられるが、果たして…。
買ってみる
スーパーの他、コンビニでも見かける事が出来る。ただしコンビニはプライベートブランドに押されている事もしばしば。
ひっそり佇んでいたら、そっと拾ってあげてほしい。
価格は税別125円。もっと高級価格帯へと舵を切ったかと思いきや、良心的な価格である。
食べてみる
紙スリーブに入り、ちょっと高級感がある。
外してしまえばただのプラカップなんだけど、まぁちょっとテンションは上がるよね。
フタを取ると、思ってたほど黄色くないプリンの色。
アイボリー寄りの色というか、牛乳プリンみたいな色。豆腐みたいな色とも言える。
スプーンを入れてみる。やや抵抗感を感じるも、スッとスプーンは入る。
ここ最近のトレンドだった固めプリン系では無いようだ。あの固めプリンの乱立は個人的には微妙なところで、固めプリンと言うよりも「固まらせたプリン」が多かったように思う。
食べてみると意外とクリーミー。ツンとした感じではなく、ほどけていくような食感。舌触りが良い。
ふんわりと甘い香りが鼻に抜け、満足感がある。悪くない。
ちょっとオイリーというかコクとは別のクドさを感じなくもないけども、気になるほどではない。
下にはカラメルが。これがちょっとゼリー質で残念。
王道たるものが何なのかに関してそんなに詳しいわけではないけども、このプルプル感がなんとなく安っぽい。スーパーでよく見かけるあのプッチンするプリンのあのカラメルっぽい。ある意味王道…なのかも…?
味わいもどこかピンとこない。いや、さすがにこのカラメルが無い方が良いとは思わないけども。コク深さ、ほろ苦さがもっとあると良いかなとは思った。
まとめ
125円じゃなくて200円くらいにしてもっと突き詰めたプリン、個性のあるカラメルの方が僕としては好み。
これならもっと低価格帯か高価格帯のものをチョイスしてしまいそう。
このプリンは第1弾とのことなので、次作にも期待している。