まるでパズルのピースがぴったりとハマるかのように上手く物事が進むときもあるし、
全部真っ白なピースの如くどれから始めれば良いのか皆目見当がつかないときもある。
真っ白なピースなんて目印が無いからね。どう作っていけば良いのか分かんない。
でもそうやって何が起こるか分からないのが人生。
良いじゃないですか、思い通りにいかないのも。
全部思い通りに行ったとしたら、きっと違う悩みが生まれる。
悩みはきっと尽きる事は無く、どんなに恵まれていようが無かろうが一定数存在し続けるんだと思う。そうだな…例えば考え事のうちの3割は悩み事、みたいな。
まずは自分でピースを持ってみる。
だって自分のパズルだもの。自分で作らないと。
誰かに作ってもらうパズルは楽だろう。出来ないもどかしさやイライラはその他人にぶつければ良いし、自分はのんびりとしていれば良い。責任も無い。
でも、その誰かが自分の考えと大きくかけ離れた完成図を持ってきたら?でもそれを作り直す技量は無い。だってずっとパズルは任せてきたわけだし。
だから、自分のパズルは自分で完成させること。
これがまずはじめのルール。
自分で作って、自分に納得して、ある時は自分を責めて、ある時は自分を褒める。
それが自分で作る醍醐味なのかもしれない。
パズルの大きさ、解く早さ。絵柄の綺麗さ。
色々あれど、誰かと競うための差ではない。
マウントを取るために差があるのではない。
掛けている時間、思い、人生の比率、重要度…ものさし自体が全部異なるのに、それを比べるという無意味さには早めに気付きたい。
だから、自分のパズルは他人と比べず、自分のペースで進めること。
もしも真っ白なパズルでどこから手を付けて良いのか分かんなかったとする。
それって、もしかするとどこでも良いんじゃない?
どこからでも始める事が出来るのかもしれない。
枠に囚われなくても良い。正解は長方形じゃないのかも。
もっと肩の力を抜いて、自由に、思い思いに、好きなようにパズルを楽しむのが良いんだと思う。
そしたら案外、難しそうなパズルも悪くないのかもな、って。