ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

肌寒くなったら、甘い香りの石鹸を

あんまり夏に甘ったるい香りのコスメは使いたくないが、涼しい季節~寒い季節だと濃厚な香りに包まれるのも悪くない気がする。

 

徐々に涼しくなってきつつある昨今。
LUSHの製品にも甘い香りの物がたくさんある。ハチミツ、バニラ、キャラメル系、コーヒーにチョコと色々なグルマン系の製品がある。
これらは夏に使うにはちょっと濃厚すぎるが、そろそろ解禁としようと思う。

今回は新発売の「コンフォーター」というソープの紹介だ。

 

ソープ「コンフォーター」


ピンク色の派手な見た目が特徴的な石鹸。
ラッシュの石鹸はだいたい溶けやすいため、冷蔵庫に入れておいたり最初に一回分ずつに切り分けたりと色々なライフハックが存在する。
その中で、ピーラーで薄く一回分ずつに削がれた見た目がまるで生肉みたいだったことでも一部界隈で話題に上った。

側面には「LUSH」の文字。すぐ消えそう。

 

石鹸は、薄く透けないピンク色の部分と、濃くやや透過したピンク色の部分の2層が確認できる。

恐らく色を含めて別成分の石鹸の素を薄い色と濃い色の2種類で作成し、合わせ、混ぜ切らずに固めているのだと思われる。どうなんだろう?石鹸作りの有識者がいたら教えてほしい。

 

香り

香りはブラックカラント(黒スグリ、いわゆるカシス)の香りをメインとし、ベルガモットサイプレスをブレンド。

匂いを嗅ぐとまず最初にガツンと甘い香りが来るが、その奥にはグリーン調とシトラス調のフレッシュな香りが混ざり、清涼感すら感じられる。

ただカシスで甘いだけではなく、一瞬ミントを思わせるようなすっきりとしたサイプレスと混ざり合う残り香。これがクドすぎない秘密なのかも。とはいえ甘いのが苦手な人からすると十分甘ったるいとは思う。

 

シリーズ

この「コンフォーター」というのはラッシュの中で同系統の香りの一連のラインナップが存在する。

現在だと、

  • ソープ「コンフォーター ソープ
  • バスボム「コンフォートゾーン
  • バブルバー「ぐるぐるブランケット
  • ボディスプレー「コンフォーター ボディスプレー

がある。かつてはパフュームやシャワークリームもあった。

冬季限定のスノーフェアリーシリーズの香りにも少し近い。
コンフォーターシリーズは果実の香り、スノーフェアリーシリーズはよりキャンディのようで重厚な香り、という具合。

 

成分

ラッシュの石鹸は「洗浄成分」「保湿成分」「フレッシュな原材料」が1:1:1の比率で使われていると明言されている。*1

石ケン素地」「PG」「」「酸化チタン」は石鹸として成り立たせるために不可欠な成分。

また、「PG」と「グリセリン」は保湿成分にも保存料にもなっている。

フレッシュな原材料として「ベルガモット果実油」「クロフサスグリ(カシス)芽エキス」「イタリアイトスギ葉/実/茎油」「アルテア根エキス」が配合。アルテア根エキスは粘性であり、保湿効果も期待出来そう。カシス成分よりもベルガモット成分の方が前に書いてある(=ベルガモットの方が配合量が多い)のはちょっと予想外。柑橘系の香りは揮発が早いので、それを加味した調整かも。

 

使ってみる

甘い芳香がバスルーム中に充満する。いわゆる「LUSHらしい香り」であり、「この香りがするとLUSHが近くにあるのが分かる」と言われるあの香りである。ちょっとヴィレッジヴァンガードっぽくもある。

数日もすれば鼻はすっかり麻痺するので大丈夫(大丈夫ではない)

 

泡立ちは良いが、非常にピンク。スポンジやバスリリーにピンク色が残りそうなくらい泡がピンク色。きれいだけどちょっと不安。

 

香りさえ好みであれば、まさに「コンフォート(confort=快適、心地良い)」な石鹸である。

甘々な香りに溺れたい気分になったらどうぞ。

 

www.lush.com