ハーゲンダッツのバータイプ、久々に見た気がする。
そうでもない?少なくとも僕は数年ぶりに見た。
なんか昔はもうちょっとバータイプの商品もあった気がするんだけど、気付いたらクリスピーサンドに侵食されて無くなっていったイメージ。
あとはミニカップもぞろぞろとリリースしてるしね。
というわけで、すっかりハーゲンダッツのイメージといえば「ミニカップ」「クリスピーサンド」になってしまった。バータイプのものを見ても、よほどの驚きが無ければ他社の物に埋もれてしまう。
今更普通のチョコレートコーティングのアイスとか出てきても…ねぇ?いや、おいしそうだから買うけど、どうにもインパクトに欠ける。
しかし、ハーゲンダッツが沈黙を破ってバータイプのアイスを出すという。
去年の年末にはセブンイレブン限定でコーンタイプのアイスも出している。こういた、他のメーカーも出しているような形態での販売はハーゲンダッツにとって吉と出るのか…。
とか言って。おいしそうだから買ってみただけなんだけどね。
でも消費者のムーブとしては、結局「おいしそうかどうか」が基準なわけだし。もしくはそのブランドが好きだから、とか。スタバとかはそういうブランド化に成功しているイメージがある。多分スタバは次の新作で"豚汁フラペチーノ"とか出しても勝手に売れるぜ。
新作はマロンタルト
えっ、タルト…?アイスなのに…?とバグを起こしそうになる。
どうやらタルト生地をアイス外側のコーティングに埋め込んでいるらしい。
そのコーティング層の中にはアイス、そして中心部にはマロンソース…と、ケーキのように層になっている。
これ一本でマロンタルトを食べているかのような感覚を味わえる、という寸法だ。
買ってみる
コンビニやスーパーで買える。
一応9/15から発売だったんだけど、こちらのコンビニで売り出したのは結構時間が経ってからだったな…名古屋市内とはいえ田舎寄りだからかな…。
価格は295円。さすがブランド価格。でもその価値はありそう。
食べてみる
箱にはケーキのイラストが。期待値が高まる。アイスバーでどこまで演出できるのか。
箱の側面にはアイスバーの中身の構成が載っている。
外側は"タルトクッキー"の散りばめられた"ラム酒入りマロンチョコレートコーチング"。
ベースとなるアイスは"カスタードアイスクリーム"。
そして中心部には"ラム酒入りマロンソース"。
こういう食感違いのものや味わいの異なるものが複数入っているタイプの食品、僕は大好き。
外側はパリパリのやや厚めなコーティング層。結構しっかりとラム酒の香りがする。
もちろんマロンの香りもし、それこそケーキのような濃厚さと繊細さを感じる。
タルトクッキーはクランチのよう。ナッツ類ほどザクザクでは無いけども、良いアクセント。
中央部のマロンソースは濃厚な味わい。洋酒に浸けたマロンをいただいているかのような濃い味。
ベースアイスであるカスタードアイスクリームは、やや弱めの個性。少なくともマロンコーティングやマロンソースとともに食べるとかき消されてしまうくらいの味。しかし、ちゃんと卵感のある味ではある。
コーティングとマロンソースの味が濃いため、カスタードアイスまで味が強いときっとクド過ぎる味になっていたと思う。バランスが取れている。
また、ラム酒の香りがかなり強いので、子供向けではないかも。
極度にアルコールに弱い人や、そういった洋酒の香りが好きじゃない人にもオススメしづらい。
逆に洋酒を使ったケーキや洋菓子が好きならば満足できる味となっている。
まとめ
ラム酒大好きだからめっちゃ好きな味だった。
アルコール分を0.2%含むので、仕事前や運転前、子供やお酒に弱い人は注意を要する。