ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

コメダ珈琲店×GODIVA!数量限定のコラボメニューを早速いただいた的なレポート

コメダ珈琲といえば名古屋を中心とした喫茶店チェーンである。

"モーニング"の認知にも一役買っているし、今やコメダは全国区。名古屋以外の人にもコメダ愛好家はどんどん増えている。

 

コメダ珈琲について、おさらい

「コメダ珈琲といえばシロノワール」というのは「星乃珈琲といえばスフレパンケーキ」と同じくらいの認知度がある。と思ってる。

そんなコメダ珈琲。2003年から全国展開が始まり、2019年に全都道府県に進出したらしい。全都道府県にあるの、ヤバい。

 

モーニングのサービスも特徴。

モーニングは名古屋発祥――というと怒られてしまう*1ので、これらの手厚いモーニングは地域全体をひっくるめた呼び方として"中京式"と言ったりもする。

一宮市などのモーニング激戦区に比べてしまえばコメダのモーニングはシンプルだともいえる。コメダでモーニングを知った人が中京地区でさらに手厚いモーニングの洗礼を受けて舌を巻く、なんて話をよく聞いたりもする。

なお、コメダのモーニングは食パン半切れ分のトーストとゆで玉子、というシンプルで適度なサービス。ドリンクを頼むだけでセットになる。

 

コメダ独自のブレンドのコーヒーや、ブーツの形のドリンクグラスも特徴。

そしてなにより、居心地が良い。

 

そう、コメダの一番の特徴かもしれない。他のコーヒーチェーンに比べてガチャガチャしていない。形態としては"カフェ"ではなく"喫茶店"なのだ。

落ち着いたソファー席で気が置けない友人と他愛も無い話をする。時間の流れを感じながらゆったりと過ごす。それこそが喫茶店の醍醐味にも感じる。

 

GODIVAとは――

GODIVAを知らない人はそもそも今回のコラボにも興味がないような気もするけども、GODIVAは言わずと知れた世界的なチョコレートメーカー。

1926年にゴディバの前身となる会社ができ、1972年には日本進出。

CMや広告宣伝を多く打ち、少なくとも日本では最も名の知れたチョコレートのブランドだと思われる。

 

チョコがおいしいのは、やはり冬。

クリスマス前あたりからバレンタインシーズンにかけて、チョコレートにとっては最も勢いがある時期。そんな時期にかぶせた今回のコラボレーション。気にならないわけがない…!

 

コメダ珈琲店×GODIVA、コラボレーションで8品登場!

www.komeda.co.jp

 

ゴディバとコメダがコラボしたメニューは全部で8品。

ショコラノワール

特製チョコレートソフトの乗ったシロノワール。もちろんミニサイズもあり。

クリームコーヒー

特製チョコレートソフトの乗ったアイスコーヒー。

クリームオーレ

特製チョコレートソフトの乗ったカフェオーレ。

アイスココア

特製チョコレートソフトの乗ったアイスココア。

珈琲ジェリー

特製チョコレートソフトの乗った珈琲ジェリー。

コーヒーシェーク

特製チョコレートソフトと珈琲のシェーク。

ソフトクリーム

特製チョコレートソフトを、ソフトクリーム仕立てで。

 

基本的には、既存のメニューのソフトクリームを使用していた部分がゴディバとコラボした特製チョコレートソフトへと変わったもの。

そして、どれも値段はそのまま。ゴディバのコラボだから値上げしてるのでは…みたいな心配は無用。

 

一番の目玉は何と言っても"ショコラノワール"

こちらは普段の人気メニューである"シロノワール"が期間限定でショコラノワールへと変わっているメニュー。ショコラノワールを扱っている時期には、通常のシロノワール及びバニラソフトクリームを利用した商品は取り扱わないようなのでご注意。バニラソフトは全てチョコレートアイスへ変わっているため、クリームソーダなどの取り扱いも無い。

 

他にも各ドリンクの上にチョコレートアイスを乗せたものや、コーヒーシェイクなどをラインナップ。

どれもゴディバが監修しているチョコレートを使用している。

 

コラボメニューは全てゴディバのシェフ・ショコラティエ、ヤニック・シュヴォロー氏が監修しているようで、見た目からも濃厚そうなチョコレート。こだわりが垣間見える。

ヤニック・シュヴォロー氏

フランス出身のヤニック氏は、ゴディバ・ジャパンでの新商品開発に携わるシェフ・パティシエ。

代表的な作品はゴディバの「タルト・グラッセ」。ショコリキサーなども手掛ける。

www.godiva.co.jp

 

 

実際にコメダへ行ってみた

ともあれ実際に食べなきゃ分かんない。

本日から開始のゴディバとのコラボメニュー、どんな感じなのか気になったし実際にコメダへと行ってきた。

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テーブルの上にはGODIVAの企画の特製メニューが。ヤニック氏の写真も載っているのだけど、これが全国のコメダにあると思うとちょっとなんだかおもしろい。

 

こちらのメニューの中でもひときわ大きくデザインされているショコラノワール。

せっかくなのでこちらのショコラノワールをホットコーヒーとともに味わうことに。

 

 

通常のホットコーヒーの名前はコメダブレンド

2019年に"ブレンドコーヒー"からリニューアルして"コメダブレンド"へと名前を変えた。単純に名前が変わっただけではなく、中身もアップグレードされたようなのだが、ここでは割愛。

他にも数種のコーヒーメニューがあるが、今回はスタンダードなコーヒーと合わせる事にした。

 

程なくして到着したコメダブレンド。

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そしてコメダと言えば…このよく分からん豆のおつまみである。

この豆を知らない人向けに言うと、こちらの豆はドリンクをオーダーすると出てくるお通しのようなもの。個人的には一切コーヒーには合わないと思っている。

ただ、確かに「これぞコメダ」という感じはしなくもない。

 

僕としては、こちらの豆は本当に箸休め的な意味合いで利用する。味覚のリセットのような感じ。

クリームなどの甘いものを食べた後に食べると豆の塩分が丁度良い。

 

そうこうしているうちにショコラノワールが到着。

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 この堂々とした立ち姿。チョコソースが無かったらややアウトみのあるシルエット。

 

さっしょく特製チョコレートソフトからいただく。

なめらかな舌触りのチョコレートソフトは確かなコクを感じる。濃い。

そして甘みは結構しっかりめ。もっとビターな仕上げかと思ってたけども、これならばビターチョコがあまり好きではない人にも好まれそう。

 

表面のナッツはアーモンド・プラリネらしいけども、あまりプラリネ感は感じなかったかも。ロースト感、香ばしさは充分。

 

全体的に掛けられているチョコソースはハーシーっぽい味がする。まぁどうか分かんないけど。もしもこのソースもゴディバだったら一応謝ってはおくけど、それならばもうちょっと頑張ってほしい。

 

チェリーはいつもの。

 

途中で例の豆をつまんで口の中の甘さと塩味のバランスを取りながら食べると良い。

 

ショコラノワールそのものの相性

ノワール部分、つまりデニッシュ生地との相性も大事な部分。

さっくりとした食感の温かいデニッシュと冷たいクリームが合わないわけがない。これは文句のつけようがない。

 

ところでコーヒーとの相性だけども、コメダブレンドは香りの中でも果実感がかなり強めに感じられるブレンドで、個人的にはチョコレートと系統が喧嘩してしまっているような感じがしたりしなかったり。つまり、端的に言うならば口の中がリセットされず、クドい。

表面上は仲が良さそうなフリをしているし同じグループでつるんでるんだけど、それぞれが見えなくなると愚痴を言い合う関係…みたいな。コーヒーもショコラノワールも、どっちも悪いヤツじゃないんだけどな。

 

 

ショコラノワール、横から食べるか、上から食べるか

さて、ノワール系の大きな問題として「どこから食べるか」という問題がある。

僕としては6ピースのうちの2ピースはアイスが溶ける前に食べてしまいたい。その後、その2ピース分があったスペースにソフトを降ろして、残りのピースとともにいただく。

シロノワールのデニッシュの中腹部に横向きにフォークを入れる事で、上下に割く事が出来る。上下に割いた後はフォークで畳んでまとめて刺して、ソフトとともにいただく。

デニッシュパンは縦に切ろうとしても切れにくいが、力を入れる方面によっては簡単に切れる。その特徴を活かした食べ方である。

まぁ好きに食べれば良いと思う。そしてどうやっても皿は汚れる。

 

 

まとめ

そんなショコラノワール。総評としてはかなりおいしいです。

食べる価値は大いにあり。ゴディバってプロモーションにお金をかけすぎてしまっている感じがしてショコラの味としては他のショコラティエと比べるとそこまで…なイメージを実は持っていたりしたんだけど、今回はコメダとゴディバの互いの良い部分が引き出し合えているようなコラボだと感じております。

 

なお、こちらのコラボメニューは期間限定ではなく、数量限定だそう。無くなったら売り切れ、そして終了となる。お早めにどうぞ。

*1:愛知県一宮市、豊橋市、岐阜県羽島市あたりが発祥とされる