5月といえば自動車税。
わーい、みんな大好き自動車税だよ!
税金は生きているだけで様々な部分で引かれていくもの。
まぁ本国の税金システムに異論があるのならば提言し続けるか国外へ脱出するしかない。個人的には税金は税金でシステムとしては素晴らしいと思っている。
税金が全くない国にはそれはそれでデメリットが存在するわけで、税金の重い国にもそれはそれでデメリットはあるのだ。そして同じくそれぞれにメリットは存在する。
自動車税とは
自動車税は自動車を所有していると掛かる税金で、厳密には「自動車税種別割」もしくは「軽自動車税種別割」という名称である。
4月1日時点で車を所有している所有者に対して道府県を介して税金が課されるシステムとなっている。
2台持っていれば2台分。メインだろうがサブだろうが乗っていなかろうが乗り潰していようが関係無く課税される。
廃車にする場合はしっかりと抹消登録をしなければならない。家の倉庫に眠らせっぱなしにしていても毎年課税されてしまい、もったいない。
税額の決め方
総排気量
税額は総排気量によって変動する。
総排気量が高くなれば比例して税額が上がる。
総排気量が660cc以下、いわゆる軽自動車は一律で10,800円。
普通車は25,000円~110,000円の10段階に分かれる。
ちなみに僕の所有するホンダのフィットは総排気量が1,500cc。税額は30,500円だ。
こちらの普通車の税額、実は2019年10月に見直されて全体的に減税されている。
締め付けだけが厳しくなり続けている印象のある税金だけども、意外とこのように緩和されている部分もあったりする。
使用年数
長く乗り続けると重課――つまり税額がアップする。
だいたい13年経過により15%程度の重課となる。ディーゼル車は11年経過により15%程度の重課となる。
車の用途
以上は乗用車の話となり、トラックや貨客兼用車等では税額が異なる。
用途ごとにそれぞれ税額が違うため、ここでは割愛する。
必ずお納めください
5月のうちに納税通知書が届いていることだと思う。
期限を過ぎないうちに納めるようにせねばならない。何せ納税は国民の義務である。
払いたくないならば車を所有すべきではないし、車を所有するときには前もって理解しておくべきである。
うっかり5月中に支払いが行えなかった場合、延滞料が発生する。
年14.6%で掛かるため、放置しすぎると地味に痛い金額になる可能性がある。