2020年4月21日より全国のセブンイレブンにて「ふんわりクリームシフォン」が新発売。
近年のコンビニはスイーツが充実。手軽に本格的な味が楽しめる。
さらにこの春はコンビニ各社一気に新作のスイーツや春アイスを出している。
そんな中、セブンイレブンの出した新作スイーツのうちのひとつが「ふんわりクリームシフォン」である。
コンビニでカップケーキ
今まであまりカップケーキタイプのデザートを見かける事は無かったのだけど、2019年秋にローソンが4種のカップケーキのラインナップを発表。「CUPKE(カプケ)」だ。
それ以来カップケーキといえばローソンと言われるまでの流れになっていたが、そこにセブンイレブンが参入した形だ。
コンビニのスイーツと言えば、透明で中身が見えるプラスチック容器が主流。
側面も見えて美しいしね。コンビニのパフェとかプリンなんかをイメージすると分かりやすいかも。
なお、セブンイレブンは2019年春にショートケーキ類を刷新。すべてプラカップにパフェのように入れて販売している。
これはあまりショートケーキのあのフォルムを求めて購入したい人には刺さらなかったと思っているけども。
今回のセブンイレブンのシフォンケーキもカップに入ったケーキ…だが、どことなく味気ないプラカップではなく、紙素材のカップに入っている。
さながらパティスリーに並ぶカップケーキのようなリッチ感のある見た目である。
買ってみた
この「ふんわりクリームシフォン」はスイーツコーナーにある。
しっかりと焼き目が付き、粉糖の見えるケーキの上には生クリームが。
カップの蓋はプラスチックで、かなりゆとりを持った高さになっている。
価格は168円、税込181円だ。
ローソンの"CUPKE"シリーズは270円から315円なので、それに比べればかなりコスパが良い。もちろん、セブンイレブンの方が素材もシンプルだしサイズ感の違いもあるけども。
食べてみる
さっそく食べてみる事にする。ケーキはフォークだけど、カップケーキはスプーン…だよね?まぁフォークでも食べられるので問題は無い。コンビニではスプーンを付けられる。
蓋を開ければそのまますぐに食べられる。
すくってみるとこんな感じ。
天面及び側面はしっかりと焼き目があり、中のシフォン生地はふわっとしつつもしっとりとした食感。口当たりも軽すぎず、満足感がある。
上部のホイップクリームはミルクの濃い味を感じる。
牧場のミルクを使ったソフトクリームのような香りがする。さすがに味はそこまで濃厚では無いけども、しっかりとした食べ応えのあるクリームだ。
シフォンケーキとクリームの双方を楽しめるような絶妙な濃さとも言える。これ以上クリームが強いとシフォンケーキが添え物になってしまう。
食べ進めていくと、中からカスタードクリームが。
カスタードクリームも濃厚すぎず軽すぎず、ほどよい味わい。バニラビーンズと思しき黒い粒も入っている。何となくこの黒い粒が見えるとおいしく感じるフシはあるよね。卵の濃さを感じる。
全体的に甘すぎない自然な仕上がり。(とはいっても、甘いのが苦手な人には充分甘く感じるとは思う。)
ストレートの紅茶やコーヒーとともに味わってもらえると、シフォン生地の味わいが引き立つ。紅茶なら南インドの爽やかなニルギリを合わせたい。スポンジとニルギリは相性が良い。
まとめ
そういえばカップを片手で持ってフォークなりスプーンなりで食べれるってメリットだな、と。
カップケーキならば、公園のベンチなんかでも食べれそう。今の時期には難しいかもしれないけど。
こういうコンビニのスイーツは自分へのご褒美感があって良い。
最近は自粛ムード真っ只中。そんな中で生活にメリハリを付けなければどんどんダラダラと時間は過ぎ去っていく。
たまにはこういうスイーツで自分を甘やかすのも良いかもしれない。