ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

どうやっても日本列島直撃を免れない台風10号

もうだめだ、何をやっても直撃する。

台風10号ことサンサンは日本列島直撃コースを通る予報だ。

(画像はウェザーニュースより)

このままだと日本のどこにいてもぶち当たる。回避できるのはせいぜい沖縄か長崎くらいか。

 

ここまで台風が日本列島に直撃するのも珍しい気がする。

まぁこれだけ正確に直撃するのが分かっているのだから、しっかり対策をしておきたいところ。

台風という天災の格付け

しかし「台風が来る」というイベントはどこか軽視されがちな気がする。

天災に敢えてランクを付けるのであれば、確かに致死率は低いし即死率も低い。隕石衝突とか大地震と比べればナメられるのも無理はない。

 

しかし、大雨や暴風を巻き起こす台風の脅威は直接的な威力のみではない。

もたらした降雨による洪水や川の氾濫だったり、風による重量物の飛散だったり。

現代社会の家で台風に耐えられない造りなのは少数派だろうし、むしろ脅威なのはこういった類いであろう。

 

というわけで改めて台風が来る前に備えが必要になる。

しかしYahoo!調べによると、台風の備えを全くしていない人が40%もいるらしい。あまり備えていない20%を加えると、5人いたら3人は備えが出来ていないということになる。

(Yahoo!ニュースより)

 

今からでも間に合う"備え"

1:情報収集

まずは正しい情報を収集する。

最近はネットの情報でも正確さの重要性が求められるようになってきた。一昔前は玉石混合な噂が交錯するスラム街の酒場で得るような情報が堂々と流れることもあったネットだが、最近は情報を収集する側のリテラシーも上がってきているため、随分と情報も精査されているような気がする。

「情報がいつ発信されたものか」「発信者は信用できるか」等を考え、正しい情報元から最新の情報を得るのが良い。

www.jma.go.jp

weathernews.jp

2:情報収集し続ける手段の確保

インターネットなどで情報収集を行うわけだが、停電やバッテリー切れを起こせばこういった情報は遮断されてしまう。

常に最新の情報を得て、かつ自分自身も安否を発信できるよう、充電器・モバイルバッテリーの用意は必須である。

3:屋外の対策

植木鉢が吹っ飛んでいかないか、倉庫が吹っ飛んでいかないか。その他、何かしら外に置いているものが吹っ飛んでいかないか。

強風の中での豪雨も想定されるため、普段は濡れない場所でも風雨にさらされる可能性がある。濡れたり汚れたりしたくない物も屋内へ避難する必要がある。

屋外にペットがいる場合、どう過ごさせるかも検討せねばいけない。

4:屋内の対策

続いて屋内も対策をする。窓ガラスにガムテープを米の字に貼る事で万が一窓ガラスが割れたときの飛散防止になる。低層階に住んでいる場合は対策した方が良い。

もしも窓ガラスが割れてしまったら大きめのごみ袋を割いてガムテープで貼り付けると良い。

5:避難場所・ハザードマップの確認

海が近い、川が近い、土地が低い、その他住環境にリスクがある場合、避難を視野に入れる必要がある。

近隣の避難所のチェックをし、もし万が一のことが起こった際の避難先や連絡先を確かめておくと良い。

6:物品の確保

台風の影響を受けている最中には買い物に行けないし、スーパーやコンビニも営業していない可能性がある。

数日分の食料や飲料水、非常用の医薬品、懐中電灯のチェックも忘れずに。

天災を甘く見ない

天災の影響は随分と予測が可能になった。
特に台風をはじめとした気象情報の予測精度は年々高まっており、ゲリラ豪雨すらかなり高い精度で予測が出来るようになった。
早いと前日にはピンポイントのまとまった降雨が予測できていることもある。時代が時代ならシャーマンと持て囃されるだろう。

 

しかし予測が出来るからといって、被害状況までシミュレーションができるわけでは無い。

安全対策をするに越したことはない。対策してもしなくても結局「何事もなかったじゃん」ってなるかもしれない。でも安全対策とはそういうもの。効果が見えづらいもの。

 

今後の天気の予測

このまま進路通りに行けば、台風の影響による湿った空気が日本列島へと送り込まれ、明日(8/24)は天気が急変し雷雨となるエリアもあるかもしれない。

明後日(8/25)には全国的に雨となる。天気は悪いが湿度・気温ともに高いため注意。

8/26には台風が日本列島のどこに最接近するかが定まっている頃だと思われる。引き続き天気は優れない。
台風は海上の湿った暖かい空気を吸収し続け、まだ成長を続ける。上陸すると今まで溜めたパワーを放出し続けるのみになるため勢力は衰えるが、南の海上にあるうちは成長を続ける。

8/27には嵐が来る前のような天気となる。風が唸り、雨雲が次々に風に乗ってやってくるような空になると思われる。

8/28は台風直撃真っ只中、もしくはピークが去ったくらいとなっている。引き続き雨雲の動きに注意。台風が去ったところでは晴れ間が見えるが、外出時には強風や水位に注意。

予報通りにいけば8/29にはすっかり台風は去っている。ただし、地盤や川の変化などに気を配り、旅行やレジャー等で慣れない地域に行く際は細心の注意を払うようにする。