ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

色々試して自分に合った乳酸菌を探そう

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乳酸菌、始めました。

新ビオフェルミンS錠、買ってみました。

 

もともと乳酸菌とは友達(と一方的に思ってるん)だけど、改めて積極的な摂取に乗り出してみた次第。

 

そもそも僕の腸内環境の話でいけば、便秘も下痢も無い。辛い物を食べたり冷たいものをたくさん食べたりとかの"原因"がある時を除いて、一切の不調が無い。人が人なら羨むレベルでばっちり快調である。

よって、マジで興味本位。こういう整腸剤って飲んだことが無かったのよ。

 

消化器系の薬でいけば、胃薬はかつてストレスを受けて胃を痛めた時に飲んだことがある。けども、腸の薬は初めて。なんかテンション上がってきた!

 

 

なんで新ビオフェルミンS錠?

なんとなく。

やっぱりテレビCMって偉大だなと感じた。

 

売り場に見に行くと色々な価格帯、色々な効能の物がズラっと並んでいたんだけど、でもやっぱり聞き馴染みがあると安心できるんだよね。

大手の大正製薬なのも安心要素。商品自体の歴史が長いのも安心要素。安心に優しく包まれている。

 

新ビオフェルミンS錠について

薬としての分類

新ビオフェルミンS錠は分類的には指定医薬部外品となる。

よくドラッグストアでも見かけることの出来る"第1類"とか"第2類"とかの医薬品は聞き馴染みがあると思うけど、指定医薬部外品はちょっと想像が付きにくいかもしれない。

医薬品と医薬部外品

医薬品はその名の通りで、どこでも買えるわけではない。スーパーで買えなかったり、薬剤師の説明が必須だったりと制限がある。その分効果が高いものの、用法用量を守らなければ効果が得られなかったり副作用のリスクを孕む。

対して医薬部外品は医薬品の性質を持ちつつも一般で買えるもの。簡単に言えば薬局だけでなくスーパーや量販店・ディスカウントストアでも買える。ヘアカラー剤、入浴剤、歯磨き粉、薬用化粧品などなど。用法用量等の明記もあったりなかったり。"適量を~"とか書いてあったり。

指定医薬部外品

「もともと医薬品だったものが緩和により医薬部外品になったもの」というのが一番噛み砕いた説明。

もともと医薬品だっただけに効果は高いし、堂々と効能も記載している。「※個人の感想です」とかそういうのが無い。サプリメントやうがい薬などがこちら。

 

どれが優れているとかではなく、どの分類も一長一短ではある。

けども「医薬品から指定薬部外品になった」ということはコンビニ等でも気軽に買えるようになったということでもある。今では当たり前にコンビニにビタミンのサプリメントが陳列されているが、昔は無かった。

 

乳酸菌とその数について

乳酸菌が腸に良いのは周知の通り。乳酸菌はいわゆる善玉菌と呼ばれる。

 

腸内の細菌は善玉菌*1悪玉菌*2日和見菌*3の3つのチームが存在し、その種類は1000種類近くに及ぶ。

細菌の総数はだいたい決まっているので、善玉菌が増えれば悪玉菌が減るし、悪玉菌が増えれば善玉菌は減る。

 

乳酸菌の数って単位がデカすぎて良く分からないじゃない?

某青汁は「乳酸菌1億個配合!」とか言ってるし。1億って言っちゃえばすごい数。1億人ならば日本の人口に等しいし、1億円ならば振り込んでほしい。

ちなみにピルクルは65mlあたり150億個の乳酸菌を含み、ヤクルトは種類によって200億~1000億個の乳酸菌を含む。

 

なお、人体の腸内細菌の総数は1000兆ともよばれる。

そう考えると、多く聞こえていた「乳酸菌○○億個配合!」が少なく感じてしまう。

例えば、乳酸菌を1億個配合していた某青汁は1000兆の細菌に対して0.00001%に過ぎない。

ピルクルは65mlあたり150億個、ヤクルトは種類によって200億~1000億個の乳酸菌が含まれる。これでやっと前者が0.0015%、後者が0.002~0.01%となる。

 

例えばヤクルトの菌量を"日本の人口1億人あたりに対してどれくらいに当たるのか"に換算すれば、2000~10000人にあたる。これくらいなら影響がありそうだ。

逆に乳酸菌1億個はせいぜい10人くらいにあたる。ちょっと心もとない。

「億」と付いているだけで「デカい、たくさん」のイメージを持つが、実際は結構幅がある事が想像してもらえたと思う。

 

さて、新ビオフェルミンSには一日分あたりに計54mgの善玉菌が含まれる。

だいたい1mgに1億個の乳酸菌が含まれる計算なので、一日に54億個の善玉菌が取れるということになる。

単純に数で言えばヤクルトが優勢なように思える。が、必ずしも"数"だけで判断してはいけない。

 

乳酸菌の種類と効能について

乳酸菌に整腸作用等が認められているのはご存知の通り。

 

ただし一口に乳酸菌と言っても、菌によって強さが違う

例えば、一世を風靡した明治のR-1にはゴリゴリマッチョな菌種である1073R-1乳酸菌を含んでいる。公式では非公開ながら、1つの製品に10億個の乳酸菌を含んでいるというデータもある。

…とするならばピルクルやヤクルト等よりも全然数は少ないのである。それにも関わらず愛飲する人が多いのは、それだけ効果を実感しやすいからだろう。

 

かと言って単一の強い菌だけ摂取すれば良いかと言うとそれも違って、バランスも重要だったりする。

さらに言うなれば、人によって合う合わないもあるし、摂取を始めてから体内に定着するまでの期間にもバラつきがある。

 

よって、色々な種類の身体に良いと謳われる乳酸菌の製品をある程度の期間継続して摂取し続ける必要がある。

その上で「うーん、あんまり効果が分からないな」とか「お、なんとなく改善の兆しがみられる」とか判断していくことになる。

 

まとめ

実は乳酸菌が体に良いと注目され出してからまだ歴史は浅い。100年ちょっとくらい。

まだまだ各社の努力によって強い菌も発見され続けているし、これからの研究でどうなるか分からない。

 

とりあえず、しばらくは新ビオフェルミンS錠で様子を見てみることにする。1瓶飲みきってみないと分からないしね。 

*1:有用菌とも。消化吸収を助けたり病気の抵抗力を付ける。ガセリ菌、ビフィズス菌など。

*2:有害菌とも。炎症を起こしたり発がん性のある物質を生んだりする。大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌など。

*3:基本的に良い働きも悪い働きもしないが、優勢な方の味方をする。