ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【新栄】カレーうどんの概念がボロボロと崩れる!「ジャパニーズ カリー ウドン 天晴」

カレーうどん。のっけから申し訳ないんだけど、実はあんまり好きじゃないんですよねぇ。

 

カレーうどん、好きですか?

うどん屋さんに行けば多くのところにメニューとしてカレーうどんがある。でもうどん屋さんに入るときにカレーを食べたい気分では入らないじゃない?よってあんまり頼まない。うどん屋さんサイドもそれは重々承知なようで、完全に脇役扱い。ますます頼まない。良くないスパイラル。

あと、カレーが和風だしで割られていてちょっと薄いというか何だか物足りないあの感じ。かといって麺の絡みも良いわけでは無い。カレーがドロドロならば麺に絡むのだけど、それだと家庭用カレーに麺が入っているだけのなんだかまたよく分からないものになる。

個人的には飛び跳ねも気になるんだよね。麺類だとどうしても啜るときに麺の端が暴れて汁が飛ぶ。カレーうどんだとカレーの汁が飛ぶことになり、まぁこれが服に付いたりすると怠い。そのリスクを冒して注文するかというと、しない。

 

まぁ「めっちゃおいしい」とか分かっていれば頼むじゃない?看板メニューだったりさ。

しかし前記の通りであるが故に、そもそもそこまでカレーうどんというものを食べた事が無い事に気付いた。

自由が丘のうどん屋さんで一度食べた以外思い出せない。丸亀製麺をはじめとしたうどんチェーン店でも食したことが無い。

ならば、「おいしい(であろう)カレーうどんを食べればイメージも変わるのでは?」という仮説のもと、カレーうどんを推しているお店へと行ってみることにした。

 

 

外観

場所は新栄。立地としては駅からも近い。

スタバのお向かいの角にある。

 

「なんかお店があるなぁ」とは思ってたんだけど、カレーうどん屋だとは思っていなくて。

しかしよくよく見たら確りと「ジャパニーズカリーウドン」って書いてあった。。

 

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カジュアルな寿司屋のような見た目。なにこのオシャレな外観。

夜でも煌々と明るい店内は大きなガラスからも確認できる。初見でまさかここがカレーうどん専門店だとは思わないだろう。

 

店内

入ると左右に席が広がっていて、テーブル席もカウンター席もある。少人数ならばカウンター、大人数ならばテーブル、という具合。

結構遅めの時間にも関わらず、中々の盛況ぶり。確かにこの辺だと「お酒は飲まなくていいけど、晩ごはんを食べたい」というニーズに応えられるお店は多くないのかもしれない。居酒屋は多いけども。

その点、カレーうどん屋さんならばお酒を飲まない人の方が多数派だと思われる。居酒屋でお酒を飲まないとなんとなく後ろめたさを感じてしまう…でも外食したい…みたいな人も安心して晩ごはんにありつける、という具合。

 

店内は清潔で明るい。ここ数年以内にリフォームしたのかしら、ってくらいキレイ。

各席には既にカレーうどん用のセッティングが為されている。

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こちらの木板、お客さんが帰った後に木板ごと片付けているようで、お盆代わりになっている。合理的。

他には呑水、れんげ、箸、おしぼり、そして紙エプロンも。

 

紙エプロンが最初からあるのは嬉しいよね。紙エプロンって地味に頼みづらくない?

たまに高そうなスーツの方で紙エプロンをせずに焼肉なりラーメンなりを食べている方も居るけども、こちらがヒヤヒヤしてしまう。

かといって紙エプロンって見た目がダサいんだよね。機能性は抜群なんだけどね…。

というわけで「自分だけダサい紙エプロンをしている」という周りの目線を気にしちゃう方にとって、最初から席に設置されているのは超グッド。だってみんな紙エプロンをしているんだもの。何の問題も無い。

 

 

 

食べてみる

メニューは数種あれど、全てカレーうどん。カレーうどんしかない。潔い。

辛さは選べる。マイルドめにすればかなり辛みも弱いので、大丈夫。ピリ辛以下になる。

辛さを弱めても味が薄くなったりぼやけないのが良いところ。

つけうどんもあったけど、ノーマルの元祖カレーうどんを。

 

ちなみに提供までには割と時間がかかる。さっと食べてさっと出る、みたいな使い方には不向き。

隣のご婦人が何度も店員を急かしていた。一回目は注文が忘れられている可能性もあるので意味があるとして、二回目以降はスタッフの手を止めてしまうので更に遅くなるだけのような…まぁお急ぎだったのでしょう。

 

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思っていたビジュアルと違う。

フレンチのような盛り付け。今まで食べていたカレーうどんはなんだったのか。

 

上にはシャキシャキとしたニンジンや水菜、タマネギ、小葱も添えられ、クリームが回しかけられている事で、カレーはクリーミー。

そう、カレーの味がね。なんか他とは違う。

 

スパイスが押し寄せてくるようなカレーの味では無い。野菜の甘味が出てきていて、口の中でどんどん表情を変える。

もっと辛口にすればスパイスも強く感じるようになるかもしれない。とはいえ、かなりバランスよくまとまっていて上品な味わい。

洋食屋のカレーとも違うし、インドカレーとも違う。他のカレーうどんとも一線を画す味わい。新しい。

このクリーミーさは、牛乳が入ってるのかもしれない。

 

 

うどん自体もぬかりない。

クッタクタの麺もよくあるんだけど、こちらはコシもしっかり。

カレーうどんってカレーと一緒に麺も煮込まれているようなクタクタ感があるものが多いイメージだけども、うどんも負けていない。

かといってカレーと対立もせず、共存している。理想的。

 

 

まとめ

カレーうどんを見くびっていた。

あやうく「カレーうどんって何となく苦手…」という苦手意識を持ったままでいるところだった。

同じような気持ちを持っている人にこそ、試してほしいカレーうどん。遅くまでやっているので、新栄へお越しの時には、ぜひ。

 

 

 

ショップデータ

ジャパニーズ カリー ウドン 天晴

営業時間

ランチ…11:30~15:00(L.O.14:30)

ディナー…18:00~24:30(L.O.24:00)

日曜、祝日…11:30~22:00(L.O.21:30) 

定休日

年末年始

住所

愛知県名古屋市東区葵1-17-16

メニュー(抜粋)

元祖カレーうどん…850円

極マイルドかれーうどん…850円

カレーつけうどん…850円

鶏天…180円

 

※本記事の内容は2019年10月現在のものです。