セブンイレブンは一番好きなコンビニ。
ちょいとお高いけども、クオリティとコンセプトがしっかりしていてこだわりがあるところが好き。アプリの使い勝手は悪いけど
そんなセブンイレブンの自社オリジナル食材で、最近多く見かけるようになってきたのが「ななたま🄬」。
その名の通り、セブンイレブンのオリジナルのたまご。
セブンイレブンのこだわりが詰まっているらしい。
ななたま🄬のこだわり
セブンイレブンの説明によると、指定農場で飼育し、乳酸菌を与えて腸の調子を整え、マリーゴールド等のハーブを配合した専用の肥料を食べさせた鶏が産んだたまごをななたま🄬としている。
臭みが少なく、卵の味が濃厚な事が特長。とのこと。
ななたま🄬を使った「濃厚たまごサンド」
4/15より順次全国に発売されている濃厚たまごサンド。
こちらにもしっかりと"ななたま🄬使用"のシールが貼られている。
普段のたまごサンドとは違う、強いこだわりが感じられる。
家でサンドイッチを作ったりする人なら、たまごサンドに250円近くも出せないかもしれない。もちろん他社のサンドイッチよりも高いし。
この強気の価格設定…その味はいかに…。
ななたま🄬のポテンシャルを感じる
手で持ってみると、その具の量が分かる。
みっちみち。具が詰まっている。強く握るとボロボロと溢れてしまいそうなほど。ずっしりとした重量感もある。
地味な特徴ではあるんだけど、裏側までしっかりと具が詰まっている。
他のコンビニのおにぎりは表面として見える面には具を詰め込むが、裏側から見ると具が見えない事が多い。
対して、この濃厚たまごサンドの具は裏側まで具が詰まっている。裏側の開け口から開けてサンドイッチを取り出す時に手が汚れてしまうレベルで詰まっている。
食べてみる
食べてみると、たまごの味わいがダイレクトに広がる。黄身の味を強く感じる。
シンプルな味わいで、素材の味が生きている。
コンビニのサンドイッチでありがちな「味が濃い」という事が無い。
今までのたまごサンドのイメージといえば、結局マヨネーズの味だったり、やたら胡椒辛かったり、カラシの味が強かったり、という感じ。
今までのたまごサンドもマズいわけじゃないけど、この濃厚たまごサンドの前では今までの物が全て大味にすら感じてしまう。
濃厚たまごサンドのこだわり
セブンイレブンによると、食べて感じたポイント以外にもめちゃめちゃこだわりが詰まってる。ヤバい。全然気付かなかったことだらけ。
①ゆでたまごの比率アップ
たまごサンドに挟んである具はたまごだけではない。色々な調味料や他の材料を使用している。そんな中で、使用するゆでたごま――つまり純粋な"たまご"の使用比率が上がっている。
②ゆでたまごのカットサイズを変更
たまごの風味や食感を楽しめるようにゆでたまごのカットサイズを変更。様々な大きさにカットしたものを使っている。
③マヨネーズにもななたま🄬を使用
濃厚たまごサンドに使っているマヨネーズにもななたま🄬が使用されている。
なお、このななたま🄬を使ったマヨネーズはツナマヨ等にも使われている。
④パンにはバタークリームを使用
カットしたパンにバターを配合したソースを塗ることで香りとコクがアップ。
⑤パンの小麦粉の配合の見直し
パンに使用する小麦粉の配合を見直し、水分量を増加。しっとり感が増した。
⑥食パンのカット設備の変更
スライサーの刃が変わり、断面がなめらかに。全部のサンドイッチで変更されている。
こだわり詰まり過ぎ…。既においしいのに常にさらにおいしさを追求する姿勢、さすが過ぎる。なんかもう税込248円が安く感じてきた。
アプリと労働体制だけは評価しないけど、いち消費者としてそんなセブンイレブンが好き。
まとめ
昔はコンビニっていうとちょっと機械的で冷たいような造られた無機質なイメージが強かったけど、今は随分とナチュラルで身近な商品も増えてきたように思う。
各社それぞれこだわりも見えるし新商品もぞくぞくと出るし、コンビニは楽しいし面白いですな。