久々にスターバックスの実店舗へと足を運んだ。
今年初めての入店。スタバって行きなれてると気にならないけど、ちょっとハードル高いよね。スムーズに注文できるかな、とか。
スターバックスについて
言わずと知れた大手コーヒーチェーン。日本での店舗数は国内カフェチェーンの中で1位。
スタバのはじまり
1971年、シアトル生まれ。当時のスタバの前身の会社はカフェではなくコーヒーを焙煎するだけの会社だった。
1982年頃からドリンク類の販売を開始。これは入社したハワード・シュルツ氏の提案によるもの。その後退社した氏は他会社にてエスプレッソ等のテイクアウトメニューを扱い、これがシアトルでウケた。その経験を活かし、1987年にスタバの店舗と商標を購入した氏は社名をスターバックス・コーポレーションとした。
ちょうどアメリカではイタリアブームが起きていた頃だった。そのせいもあり、エスプレッソを用いたこれらのコーヒーはすんなりと受け入れられた。
日本への進出
実は一度進出に失敗している。
1992年に空港に出店したことがあるのだけども、1年も経たずに撤退している苦い経験を持つ。
体勢を立て直し、1996年に再進出。1号店は今なお現存する銀座松屋通り店。
2015年には全47都道府県に出店完了し、現在は1581もの店舗が存在する。
日本における"スタバ"
日本でのスタバといえば、やはり期間限定の新作だったりフラペチーノ等のメニューが有名だろう。それに対してコアな層はおかわりが安くなるドリップコーヒー等のメニューをうまく活用している。
ライトユーザーや新作が好きな層と、コアなユーザーとの住み分けがしっかりと出来ているとも言える。どちらにとってもフレンドリーであり、間口の広いお店である。
ライトユーザーとコアユーザーでスタバが高級かどうかのジャッジが分かれるのも注目したい点。
コアなユーザーにとってはスタバってそこまで高級で贅沢なものではなく、例えばドリップコーヒーは1杯290円から。2杯目は150円で飲む事が出来る。スタバカードを使ったり公式アプリからの支払いをしたりすると、2杯目は100円に。
朝1杯目を買って、昼休憩にまた寄って2杯目を買えば100円~150円でスタバのコーヒーが飲めちゃうのだ。これはお得。
僕も自宅近くにスタバがあったら完全に利用しまくっていたかもしれない。
買ってみる
さて、ライトユーザーらしく大人しく新商品に飛びつこうと思う。
大学芋フラペチーノ、トールサイズ。税抜590円。
接客が丁寧なのが素晴らしい。
粉砕した大学芋がフラペチーノとともに混ぜられ、ビバレッジにもホイップの上にもスイートポテトシロップが。
芋づくしなフラペチーノだ。
飲んでみる
飲んでみるとフラペチーノの細かい氷とともにサツマイモが。
ちゃんとサツマイモらしさの残ったサツマイモ。何と言うか加工されきったサツマイモじゃなくて、繊維感もある。
黒ゴマの香ばしさが活きている。
もっと大学芋の蜜のねっとりとした甘さがダイレクトに来るような味わいかと思ったら、甘みは意外と控えめに感じた。ちょっと拍子抜け。
そういう甘さを求めている人はキャラメルソースやキャラメルシロップを足すと良いかも。
逆にコーヒーは使われていないので、グッとくる感覚が欲しければコーヒーを追加しても良いと思う。
"芋感"としては素朴で主張しすぎていない味わい。もっとガッツリ、はっきりとした味を求めている人にはもしかすると物足りないかも。
しかしながら満足感のある一杯だった。
まとめ
日差しがある日に外で飲むと、秋の深まりをより感じられるかも。
フラペチーノを飲むのがちょっと肌寒く感じてしまう前にどうぞ。
テラス席も良し、歩きながらでも良し。