橋本ねことは何者なのか。
我々はその謎を解決すべくアマゾンの奥地へと旅立った。
怪しさ満点の言い方をするならば、自称ミュージシャンです。あ、事件のニュースでよく見る肩書きだ。
とか言って。僕としてはミュージシャンというかエンターテイナーでありたいと思っていて。ミュージックだけじゃないからね。
僕はエンターテイメントを届ける存在でありたいとずっと思っているので、ミュージシャンぶりたくないというか。そういう意味ではエンターテイナー。
僕が作っているもの、そして表現しているものは全部エンタメ。娯楽。
音楽は生きる上で欠かせないものではない。飢えは癒せないし、無くなっても死なない。だから趣味として、娯楽としてどんどん消費してほしいと思ってる。
僕の作るもの、僕の表現するものはコンテンツに過ぎない。そして僕自身もね。
自分が誰かを楽しませられているのであれば、それは最高な事だと思うのね。そこにやりがいや生きがいを感じるし、それがそのまま僕の存在価値に変わると思ってる。
これはずっと、それこそバンドをやってたときから言い続けてるんだけど、もしも僕が誰からも必要とされなくなったら、もう居る意味が無いと思ってまして。
僕は音楽をやってなかったらツイッターやブログもやってないだろうし、こういうSNSやネット上の諸々も全部表現の一端を担ってるツールだと思ってる。もしも僕がただの一般人だとしたらネットの諸々のアカウントすらも持っていないんだと思う。
とはいえ、まぁそれは極端な発想だとは思うんだけど、僕は16歳くらいからずっとネットで宣伝だったり自分のPRだったりをやってきてるから、逆にそれ以外の使い方が分かんないんだよね…。
あ、でももしも音楽をやっていなかったらきっとライターさんになってたと思うんだよね。文章書くの大好き。
カテゴライズが嫌いだった
僕はもともとカテゴライズが嫌いで。まぁだれでもそういうフシはあると思うんだけど。
「バンドマン」って言葉もほら、イメージが良くなかったりするじゃん?かといって「アーティスト」だとお高くとまっているような感じもするし。
でもここ数年はそんなにこだわりが無くて。やっぱりそういうカテゴリー分けをした方が分かりやすくて伝わりやすい局面も多いわけで。
例えば「未だかつてないようなギターサウンドと個性的でエピックなリズム楽器による…」なんて書かれても、ってなるじゃない?それより「ロックバンド」とか「EDM」って書いてあった方がとっつきやすかったりするし。
だし、僕がどんだけ嫌がろうが外からのカテゴライズは止められないわけじゃん。だからもう意識するのを止めたし、別にカテゴライズされても嫌だとも思わなくなった。
今はメインとして所属しているバンドが無くなった状態で。
それまでの横のつながり等を活かしながら表で活動したり裏で活動したりしながら、色々とやってます。
色々が本当に色々で、今表立っているものでも楽曲制作・提供やアレンジのお仕事にスタジオミュージシャン*1だったりステージミュージシャン*2だったりも。
そしてブログも書いてるし、個人的に曲を公開してたり、料理をしたりもしてて、もう何が何だか。なので、今は肩書きやカテゴリーとしては何でも良いかな、って感じ。
橋本ねこ is ...
結局のところ、僕は「僕」なのかもしれない。
なんだそれ、って感じだけど、でも色々な要素を絶妙に組み合わせて僕になってると思うのね。
音楽を土台にして、料理を大さじ1、ブログとデザインを少々…みたいな。それ以外にも色んな要素がある。表に見える物から隠し味まで。
だから僕としては、見ている側――つまり受け取り手に委ねることにしています。「橋本ねこ=」の解は見た人が決めればいい。こっちから提示するものじゃないのかもしれない、とすら思えてきてる。
好きに扱ってくれたらいいさ、そこにこそ僕の存在価値がある。