ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

「KICK BACK / 米津玄師」について


今週も作成したオルゴール曲について。

 

今週のBGM

youtu.be

今週の動画はこちら。

10/31にupした物となる。

 

KICK BACK / 米津玄師

今回追加したのは米津玄師のKICK BACK。

youtu.be

 

kick backには「(何かを)蹴って戻す」という意味がある。

そこから派生して、やや強めに「返却する」「送り返す」という意味がある。

何故か「のんびり過ごす」「リラックスする」という意味もある。こちらは恐らく仕事等の面倒ごとを蹴り飛ばしてくつろぐ、みたいなところから来たのだろう。

 

ハードなドラム

ドラムは無機質なビートを奏でる。たまに変化はあるが一貫して同じようなリズムが多く、これがミニマルな感覚を生み出す。

硬めのフィルターエフェクトがかけられており、より無機質で機械的に感じる。

 

ハードなベース

ベースは手弾き感があるものの、音作りは歪んでいて硬めにされている。

要所のスラップ奏法・ドラムの硬いビートも相まって、金属質なリズムを感じる。

 

米津玄師らしいメロディとコード使い

サビ前のセクション等で彼らしいメロディを感じる事が出来る。

2拍ごとにころころ変わるコードも彼らしさを感じる部分かもしれない。

 

隠し味のオルガン

これまたロックなサウンドのオルガンが良い味を出している。

絶妙なポイントで飛び込んでくる技巧的なギターフレーズもまた格別。

 

オルゴールに落とし込む

まずはビート感を損なわないようにする。

当たり前だけどオルゴールの音は全てオルゴールなので、ビート感を出すにもオルゴールの音を使用する。基本的にバスドラム(キック音)は低音、スネア音は中音で表現する。

 

ベースの音とビートを担当させる音はぶつかるため、オルゴールにする上ではどちらかに役割を譲る。

スラップ音などの印象的な音は溢さずにコピーする。

 

印象的なギターやオルガンの音もコピー。ただしこちらはメロディにぶつかりやすい。

もちろんメロディが最優先なので、こういった楽器のすべてをコピーするわけではない。

オルゴールの制約として「音の強弱の区別が付けられない」というものもある。なので、メロディを浮かせるためには適度な間引きが必要になる。

 

あとがき

米津玄師の曲はコード使いが独特な部分もあるけども、聞きづらさやコピーしづらさは少ない。

なおかつ本人だと分かりやすいシグネチャーもある。そういった部分を見つけると楽しい。

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