ねこらぼ( 'ω')

名古屋でこそこそと活動っぽいことをしている橋本ねこのブログ( 'ω')

【金山小町】しっかりリーズナブルでちゃんとおいしい焼肉屋「煙力 金山小町店」

焼肉って定期的に食べたくなるよね。

でも焼肉って案外高いじゃないですか。チェーン店の食べ放題で飲み物も飲んだりしたら最低3,000円からだし、お酒を飲んでちょっと良い肉を食べようものなら5,000円~6,000円は平気で超える。他のカテゴリーのご飯の相場を考えると、焼肉はしっかりハイクラスな食事なのだ。特に牛肉。あれは贅沢。

 

かと言って鶏や豚だけじゃなくて牛も食べたい…でも高い…とそんなジレンマに苛まれながらも収まらない肉が食べたい欲求。分かる。超分かる。

結局のところ、安ければ相応の肉質の焼肉だし、高ければその分ハイランクな肉になる。金額に見合ったクオリティの焼肉となるので、ガッツリ育ち盛りな高校生じゃない限りはただただ安ければ良いというものでもないだろう。

でも出来る限り安く、かつおいしいお肉を食べたいのが人のサガ。そんな人に提案できる「ちょうどいい」焼肉屋、それが煙力だ。

 

煙力って?

焼肉屋ってまず大きく2つに分かれる。

いわゆる普通の「焼肉屋」――幅広い肉を扱い、高級店からファミリー向けまで様々なお店がある。

そして「ホルモン屋」――主にホルモンを扱い、ぐっと大衆的な雰囲気となる。

「焼肉が食べたい」となったとして、こちらの前者と後者では結構イメージが異なる。

 

そんな中で、煙力は「大衆ホルモン」という名を冠している。

焼肉が好きな人はそこだけである程度お店が想像できるだろう。「ああ、リーズナブルでホルモンが主体のお店なのだろう」と。

まぁまさにその通りなんだけど、ホルモンをそこまで食べない人でも充分に楽しめる。

たまにホルモン屋の中には本当に内臓系のお肉しか置いていない所もあり、そういったグニグニしたお肉が苦手な方は楽しめない場合もある。けども、ここは通常のカルビはもちろん、ロース、サーロイン、ハラミもある。(本当はハラミも内臓だけどね。)

 

実はこの煙力、あの味樹園の系列である。

味樹園は名古屋を中心に展開するA5ランクの純国産黒毛和牛がウリの焼肉屋。早い話、高級店である。

そんな味樹園がそのノウハウを活かしたリーズナブルな業態こそが、この「煙力」なのである。

 

煙力のウリ

①名物 煙力とろタン

煙力のウリといったら「煙力とろタン」である。だって店名が付いてるんだもん。"名物"って書いちゃってるしね。

こちらはタンの中でも厳選した部位だけを使って、独自製法でとろとろに仕上げているらしい。

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こちらで一人前。680円。

あれ…思っていたよりも多い…。なんと10枚もある。

しかも牛タン。より安い豚タンではない。

 

厳選した部位がどこなのかは明記されていない。なお、一般的にはタン先の方が固くリーズナブルで、タン元の方が柔らかく高級とされる。

柔らかい加工は麹関係じゃないかなと予想。実際はどうなのかブラックボックスだけど、いい線じゃないかな…。

ちょっと牛脂注入系も考えたけども、それだとメニューブックに「※よく焼いてください」という表記が必須となる。なので違う。多分。

 

このとろタンは味が付いているので、このまま焼けたらすぐに戴く。

焼くのも焼き過ぎないように。ロースターへ乗せたら端が反っていく。反対側の焼き色が薄っすら透けてきたら返す。そのまま焼き続けるとお肉が動く。その動きが止まったら、戴く。

噛むと中からギュッと味が出てきておいしい。やっぱり塩麹とかそっち系だと思うんだけどなぁ、どうなんだろう。

 

②甘辛ダレ

そして甘辛ダレ。これは味樹園の秘伝のタレと同じ(だと思う)。

この甘辛ダレがごはんにもビールにも合う味。

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こちらはその甘辛ダレを使用した「甘辛ダレカルビ」。480円。これまた安い。

ちょっと溶け切っていないような印象だったけども、まぁここでそんな事を気にするのも野暮でしょう。

脂が多いのでちょっと火が立ちやすい。火が上がると一気に表面が焼けてしまって焦げてしまうので、なるべく脂を落とさない様に。

 

③ホルモン

なんせカテゴリー的には「大衆ホルモン」のお店なので。

とんちゃん、脂付き牛ホルモン(おそらくシマチョウ)、レバーにミノ、コリコリ(ハツモト)まである。

ここではオーソドックスに、味噌とんちゃんを。内臓肉の中で最初に書いてあったし。

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「味噌とんちゃん」。280円。さすが豚ホルモン、安い。

全体的に価格で想定していた1人前の量よりも随分と多く、コスパが良い。

味噌はロースターの上で香ばしい香りを立てる。ホルモンの焼き加減は難しいが、それこそ収縮が止まる頃が良い頃合いとなる。

脂が分かりやすいホルモンならば、なるべく脂の付いていない方から焼きたい。脂から焼くと脂が落ちて火が上がりやすいし、=旨味が落ちてしまうこととなる。

 

昔は「ホルモンなんて」って思ってたのに、今ではすっかり抵抗なく食べれるようになってしまった。ビールや炭酸のお酒にもよく合う。

 

④煙

煙力の最後のウリとして、「煙」がある。

大衆と謳うだけあって、賑やかで、煙たくて…というイメージがある。

この煙も演出のうちだとしているらしい。確かに大衆的なホルモン屋に対して浮かびやすく、かつ分かりやすいイメージである。

 

食事は視覚情報も大切。よって、そういった雰囲気等も大事にしているよう。

 

 

まとめ

という感じで、非常にリーズナブル。だからといって味や質に妥協は無い。

もちろん高級肉には劣るが、「焼肉を食べたい」というメンタルや欲求は十分に満たす事が出来るはず。

 

デートや落ち着いた場を求めてチョイスするには不向きだが、もくもくと煙を感じながら焼肉にどっぷりと浸かりたいときにはピッタリすぎると思う。

 

金山小町についてはこちらも。

blog.neko-labo.work

 

 

 

 ショップデータ

煙力 金山小町店

営業時間

16:00~24:00

定休日

年末年始のみ

住所

愛知県名古屋市中区金山4-6-9 金山小町内

メニュー(抜粋)

名物 煙力とろタン…¥680-

甘辛ダレカルビ…¥480-

とんちゃん(味噌/にんにく塩)…¥280-

生ビール(キリン一番搾り 中ジョッキ)…¥380-

 

※本記事の内容は2020年1月現在のものです。