スムージーってやつ、おいしそうじゃない、作ってみようかしら。
そう思い立ち、キウイとバナナと小松菜を手頃にカットし、牛乳とガムシロップを用意した。
本来ならこっちで書くネタとなるはずだったのだが。
まぁタイトルで既にオチが出てしまっており、全く以てその通りなので何が起こったのかを簡潔に話すと、ミキサーが壊れたという話で。
冒頭の通り、スムージーを作ろうと思い立ち、材料をミキサーへ入れ、スタンバイ。
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— 橋本ねこ( 'ω') (@hsmt_neko) June 19, 2024
この状態でミキシング開始。
最初はいい感じでウィウィ言いながらミキサー君は働いてくれた。
しかし数秒後、急に音は鈍くなり、ついに刃は止まった。
ヴヴヴヴ…という音だけでミキシングしてくれなくなったので、一旦オフに。
ミキサーを持っていない人からすると意外かもしれないが、ミキサーはずっと稼働し続けると熱を持ってしまうため、こまめなon/offの切り替えが必要になる。
今回も10秒ごとくらいに休憩しつつやっていたのだが、この体たらく。全く最近の若いもんはこれだから…と思いつつ電源をオフにし本体を触ってみると、まぁ本体が異様に熱い。
これは何やらヤバいかも、壊れたか?と思った矢先、本体から白煙が昇る。
咄嗟にプラグを抜く。モーターが焼き切れたか。プラスチックが焼けたような、完全にアウトな匂いが立ち込める。
プラグを抜いてもしばらく白煙は収まらない。本体の底部にモーターの排気用と思しき穴があるのだが、こちらの部分は未だに異様な暑さ。
※安全を確保し、後日撮影しています。
このまま熱くなり続けて発火してしまうと困る。
しかしどう冷却するか。水をぶっかけるわけにもいかない。冷蔵庫にぶち込むのもなんか怖い。
とりあえずサーキュレーターで風を送り冷却する。パソコンだって風で冷却するんだもの、風最強。
しばらくすると、やっと冷えてきた。
本体を触りながら、異常が無いかをチェックする。
すると、上の刃と連携する部分の歯車のような部分が回らないことに気付く。
この上の灰色の部分ね。
無理に力を入れれば動きそうだけど、なんか動かしちゃいけない感じがする。
もしや熱でパーツがくっついてしまったか?
しばらくして白煙は収まったので発火の危険性は抑えられたと判断。
ただし継続してミキサーを使うのは危険。というわけでスムージーは半分ミキシングしたところで強制終了となった。
続きは電動ホイッパーを使うか、ミルクフォーマーを使うか、と色々考えを巡らせる。とはいえ電動ホイッパーもミルクフォーマーも刃が無いので攪拌するだけだ。
スムージーになれなかった食材たちはどうするか。無論、いただくしかない。
キウイの芯が固かったのかなぁ、と中途半端に出来たスムージー(半固形)を食べながら思うなどする( 'ω') pic.twitter.com/iUE4cgPOS5
— 橋本ねこ( 'ω') (@hsmt_neko) June 19, 2024
ややドロッとしており、味はおいしいがシャキシャキ感がある。
「食べるスムージー」といえば聞こえは良いが、どっちかと言えば小松菜の茎とキウイの芯の残った流動食である。
しかし味がおいしいのが悔しい。ガムシロップも入れているので飲みやすい。味は、だが。
数時間放置し、ミキサーの熱はやっと常温に戻った。
しかしもう使えない。怖いし。危ないし。
保証書はあるけど、この事例は対応してくれないだろうなぁと勝手に思ってる。いや、行けるのか…?
今まで使っていたのは3,000円くらいのニト●リのものなので、これを機に乗り換えるのもアリだなぁと思ったり。とりあえずミキサーが欲しくて買ったエントリーモデル、みたいな位置付けだったし。
ミキサーがご臨終したことで、急に「あれも作りたかったなぁ」と色々と思い浮かぶなどする。
またミキサーを買うしかない。このまま今のミキサーを動かして、もし万が一家がご臨終してしまったら困るのだ。