ファミリーマートのオリジナルアイス「たべる牧場」シリーズ。
2017年に発売開始して、もう3年が経つ。
ファミリーマート限定発売なんだけど、製造は赤城乳業。あのガリガリ君でお馴染みの。
ガリガリ君でお馴染み、というのが一番伝わるからそう言ってるけども、実は様々なアイスを手掛けていて。案外パッケージ裏を見ると「あれ、これも赤城乳業なんだ…」って思うものが多かったりもする。
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たべる牧場シリーズ――ファンの間では「たべぼく」なんて言われたりしているらしい。
ミルク味が好評で味を占めて以来、他にも色々な味わいが展開されている。チョコやいちご、ぶどうやメロンも出た。
比較的新商品が好きな僕だけども、意外にもこの「たべる牧場シリーズ」には手を出していない。
というのも、昔一度「たべる牧場ミルク」を食べて(え…そんなに…)という無礼極まりない印象を持ってしまったような、しかし定かではない記憶が残ってしまっていたからである。
そんな勝手なレッテルを払拭するべく、新発売となった「たべる牧場キャラメル」に手を出す事にした。
どうなんでしょう。おいしいんですかね。気になりますね。
たべる牧場キャラメル
さて、その前にたべる牧場キャラメル、そしてまずはたべる牧場ミルクについて触れていく。
2017年10月に発売を開始した「たべる牧場ミルク」はファミマのオリジナルアイス部門で売上No.1の看板アイスとなった。
この3年間で3,600万個以上売れているらしい。数字にリアリティが無くてよく分かんないけど、とにかくすごいんだろうなって事は伝わる。
その名の通り、ミルク感のあるアイスが特徴。
2020年10月に3周年を迎え、製品の牛乳使用量をさらに6%アップ。56%となった。
価格は税込198円。やや強気の設定ではある。
たべる牧場シリーズのアイスは基本的に二層構造になっていて、上がソフトクリームのような層、下がアイスの層。
今作のキャラメルも上がソフトクリームの層で、下がキャラメルアイスの層になっている。
そしてその境界にはキャラメルソースの層がある。これがアクセントになりそうだ。
買ってみる
ファミリーマートに行けば100%ある。断言する、100%ある。
なんせファミマ史上最も売れたアイスである。取り扱っていないわけがない。
ちなみにパッケージデザインは3種類。
とは言えど中身は同じなのでお好きな物をどうぞ。
食べてみる
開けてみると、上はソフトクリームを凍らせたようなアイス。
赤城乳業の大きめのミニパフェタイプのアイスでよく使用するようなアイスに似ている。
食べてみると、まさにそれ。これは好みが分かれる味。
植物油脂感が強く、良く言えばさわやか。悪く言えばコクが無くコーヒーフレッシュのような独特のオイリーさがある。
ミルクリッチな味わいは特に無い。ミルクらしさを感じるホイップクリームを凍らせたような味。
ミルクそのものの品質もそこまで高くないような味わいと香りだったので、逆にもっとバニラやミルキーな香料を使った方が整うかも、とも。
変にナチュラルな方向に行こうとして、でもコストが…みたいな商品開発の葛藤が垣間見える。
キャラメル部分は普通。普通と言うとアレだけど、普通に美味しい。
間のキャラメルソースがトロリとしていて良いアクセント。
キャラメルアイスはもう少しコクがあるかソルティだったり焦がし感があるとより印象的かな、と。どこか控えめに感じる。いや、おいしいんだけどね。
やや香ばしさは感じた。
まとめ
分からなくなってしまった…。
198円…決して安くない…。しかしファミマでは人気No.1である。
という事は世間的にはこれがおいしい味として認められている、という話がニアリーイコールとなる。
ぜひ各々の舌で確かめてほしい。