それまでは、そこまで今池という街に来たことは無く。
せいぜい月に2回くらい行くのみの街だった。
Ender Silenceのサポートを開始して数か月。
今池は、毎週1回は必ず来る街になった。
もっと来てる人も居るだろうし、だからなんだって話なんだけど。
でも僕の中で「街の認識が変わる瞬間」に立ち会えたのって久しぶりで。
例えば今まではただの通過点だった街に何度も来るようになった時とか。
例えば毎週通う用事が出来た新しい土地だったり。ただの地名・駅名としての認知から、その土地の色や街の息遣いを感じる様になる頃。
それがちょうど今で、今池の街にももちろん存在し続けていた「生活」の一端を見れたような、そんな感じ。
さて。
Ender Silenceとしては3回目のライブ。そのうち一回は野外だから、ライブハウスでのイベントとしては2回目。そして、現体制としても2回目。
なんか気付いたらメンバー6人もいるんだね。でもリーダーの元にメンバーが集まっていくのってすごく良い。良いぞ。
僕はリーダーであるfumiyaの世界観だったり表現したいものを尊重したいし、それを引き出せるようなサポートメンバーでありたい。
もちろん他のメンバーもただリーダーについていくだけではなく、ちゃんと「自分」はあるわけで。「社長と平社員」じゃなくて「社長と部長たち」って感じ。
そんな中、サポートである僕はいわば派遣社員なわけだけども、僕も色々と渡り歩いてきたキャリアや経験もあるのでそういうものを還元していけたらなと思うのです。いくら知識を持っていてもアウトプットしたり利用しなければ意味がない。世界史の年号の丸暗記も、利用しなければ無いのと同じでしょ?
あとは「僕」をどれくらい出すのか。っていう。
毎回の課題ではあるんだけど、最近は割と出していき気味なテイストだったり、そうでもなかったり、なあたりをふらふらしてます。
でも、僕の個性を出さないならば、それって別に僕である必要は無いわけで。そう考えたら僕らしさを味として含ませていくのもアリなんじゃないかなとは思ってて。
かといってラウドになりすぎないように。そこは調和とかそういう話。あくまでも集団、バンドだからね。
本番前にはスタジオへ。
本番当日に練習したりするのはあんまり僕の人生上では無い習慣で。テスト当日に勉強するとかそういうの。
でも、これはこれでエンジンを暖められる感じがしてアリだな、と。
本番当日に行う"テスト勉強"と"ライブ本番に備えた練習"の差は「個人」か「集団」か。個人だったら別に要らないかな、って感じなんだけど、集団の最終チェックとしてはアリだなと思った。
打ち合わせ兼練習を終えて、今池GROWへ。
久しぶりに来た。半年ぶりくらい…かな…?
やっと帰ってこれた。なんか前のバンドでも「やっと帰ってこれた」って思える場所ばっかりだったけど、また同じ気分を味わうことになるとは。
目の下を赤くしてみたわたし。
ライブを通して、Ender Silenceのバンドとしての力の高まりを感じた。
まだまだ最大値には達してないはず。と言っちゃうと100%の力を出してないみたいだけど、そうではなくて最大値の天井を徐々に押し上げる事が出来てるというか。
僕もステージの後ろの方ではっちゃけてたので、割と首と肩が痛いです。ちゃんとストレッチしないと。最近は「そんなに動かないだろうし…」って事で念入りにはストレッチしてなかったので。
というわけで。
2018年のライブ業務はこれにて終了です。
あとは外での用事が数件。動画関係、デザイン関係をちょこちょこ。鍵盤を弾くRec.案件が1件。作曲は8件くらい。
バタバタした用事はなさそうなので、割とゆったりとした年末を迎えられそう。
お仕事は1月2日から。外でのお仕事は1月4日以降順次受付です。